学校からのお知らせ
新年度が始まり、校庭の緑も鮮やかさを増してきました。木曽谷では、この時期雨がよく降り、新緑に雫が落ちて、生命が潤っていく時間でもあります。
本校の特色ある教育活動の一コマをお届けします。
朝の時間、全校児童が集まり「全校体育」を行いました。 木曽の豊かな自然に囲まれた本校では、子供たちがのびのびと体を動かす時間を大切にしています。
運動を始める前に、まずは大切な「安全」についてのお話がありました。
それは、
休み時間の遊び方のルール
怪我を防ぐための工夫
自分も相手も大切にする安全な過ごし方
子供たちは真剣な表情で耳を傾けていました。自分たちでルールを理解し、守る。この「自律」の精神が、福小の伝統です。
後半は、心と体を解きほぐす「体ほぐしの運動」を実施。 身体全体をダイナミックに使った遊びに、1年生は大喜び!「次はどうするの?」と目を輝かせて身体を動かします。
そんな下級生の姿を前に、最初は少し恥ずかしそうにしていた高学年のお兄さん、お姉さんたち。しかし、活動が進むにつれ…… 「あはは、これ意外と難しい!」 と、あちこちで自然な笑みがこぼれ始めました。学年を超えて響き合う笑い声は、まさにこの町の宝物です
木曽町立福島小学校 では、「ふるさとに学び、心豊かにたくましく生きる子供」を育んでいます。
この写真は、福島小学校の昇降口です。下駄箱から階段までの光景ですが、今までと何かが違います。あるものが1つ増えました。一体何だと思いますか?
答えは、「 やりたい の たね 」ボードです。
これは、新しく赴任した校長先生が、子供たちのために作ったものです。
子供たちの「〇〇になりたい!」「〇〇したい!」という思いが、種の形の紙に書かれて貼られていきます。休み時間には、何人かの子供たちがこれを見ながら、やりたいことについて話し合っていました。
子供たちは、小さな体の中に、とても大きな夢をもっています。
それら1つ1つを丁寧に言葉にして、行動に表して、形にしていく。
夢を実現するために大切なプロセスです。
これからの1年で、この種がどのように育っていくのか楽しみですね。
そして、このボードがどうなってくかも、楽しみですね。
今年度、福島小には校長先生を始め、多くの先生がやって来ました。
新しく来た先生たちから、新しい風が吹いてきます。
これからも新しい風を紹介していきたいと思います。
ピカピカの1年生、はじめての給食!
木曽の山々が新緑に包まれ、校庭の草木も元気いっぱいに育つ季節となりました。
今週、福島小学校では待ちに待った1年生の給食がスタートしました!
「お腹すいた〜!」「ご飯食べたい」と、朝からワクワクしていた子どもたち。小学校生活で初めてとなる給食の時間、その様子を少しだけお伝えします。
練習や準備も自分たちで頑張りました!
まずは手洗い・消毒をしっかり済ませ、給食当番さんが白衣に着替えます。 自分たちの体よりも少し大きな白衣に身を包んだ姿は、まるで小さなシェフのよう。先生に教わりながら、慎重におかずを盛り付けたり、食器を配ったりと、一生懸命に取り組んでいました。
待っているお友達も、静かにお行儀よく「座って待つ」ことができましたね。
「いただきます!」の元気な声
今日の献立は、子どもたちに大人気のハヤシライス。
「いただきます!」の合図で、一斉に食べ始めました。 大きな口でご飯を頬張る子、サラダを一口食べて「おいしい!」と目を輝かせる子。友達と一緒に食べる給食は、いつもの食事よりもさらに特別に感じられたようです。
片付けまでが「給食」です
食べ終わった後は、食器をきれいにまとめて返却します。 「ごちそうさまでした!」と感謝の気持ちを込めて、片付けまでしっかり頑張った1年生。初めての給食は大成功に終わりました。
これからも、たくさん食べて、たくさん遊んで、心も体も大きく育ってほしいと願っています。
新学期が始まり、始業式・入学式が行われました。
始業式では、担任の先生の発表がありました。校長先生から発表があるたび、
子供たちは喜んだりガッツポーズをしたりして、盛り上がっていました。
始業式の後、新しい担任の先生からお話を聞き、入学式が始まりました。
27名の新入生を迎え、式が始まりました。
校長先生が、「ご入学、おめでとうございます。」と挨拶すると、新1年生の皆さんは、
元気な声で、「ありがとうございます。」と答えていました。厳かな雰囲気の体育館に、
花が咲いたようでした。
続いて、校長先生は「学校は何をするところだと思いますか?」と新1年生に問いかけ、マイクを持って壇上から降りて、子供たちの中に入っていきました。子供たちは、「勉強するところ!」「音楽をするところ!」と口々に答え、新しい学校生活への夢や期待が弾けていました。
拍手で見送られた1年生は、晴れやかな表情で教室へ向かっていきました。
今日から、小学生です。
一緒に成長していきましょう!
城山に抱かれたこの学び舎にも、いよいよ輝かしい春がやってきました。
静かな校舎に子どもたちの元気な声が響きます。 登校してきたのは新6年生の面々。
今日はこの福島小学校を引っ張っていく最高学年です。その表情には、少しの緊張と、それ以上の「やる気」が満ちあふれていました。
彼らが取り組んだ最初の大役は、新1年生を迎えるための入学式準備です。
「ここ、もう少し右かな?」「こっちの方が可愛いいんじゃない。」と、新入生の喜ぶ顔を想像しながら、丁寧に壁面を飾ります。
隅々までピカピカに。自分たちが使う場所だけでなく、みんなが通る廊下も心を込めて磨き上げました。 また、新しい学年の人数に合わせて、重たい机や椅子を教職員と一緒に運びます。
「重いけど大丈夫!」と、 先生と一緒に机を運ぶ姿は、去年の今頃よりもずっと逞しく、お兄さん・お姉さんに見えました。
福島小学校では、このように教職員と児童が手を取り合い、自分たちの手で学校環境を整えるプロセスを大切にしています。ただ「用意された場所」に行くのではなく、「自分たちの手で居場所を作る」という経験が、子どもたちの自己肯定感と、学校や郷土への愛着を育みます。
準備を終えた後の新6年生の顔は、どこか清々しく、達成感に満ちていました。 彼らが今日流した汗は、きっとこの一年、学校を支える大きな力になるはずです。
新しい教科書の匂い、掃除したばかりの廊下の光、運んだ机や教材。
いよいよ、新学期が始まります・・・。
3月17日に、福島小学校で、卒業式が行われました。
子供たちが、それぞれの道へと巣立っていきました。
これまで学校の中心として過ごしてきた6年生。在校生や地域の方々に見守られながら、堂々とした姿で式で臨んでいました。
ふと周りを見渡すと、社会の様子は大きく変わっています。
テレビは薄くなり、家電が声を発し、車は自動で走るようになりました。
手元の小さな機器一つで、多くのことができる時代です。
人の形をしたロボットも、現実のものとなりつつあります。
卒業していく子供たちは、変化が当たり前の社会を生きていきます。
その中で、木曽という自然豊かな土地で、山に抱かれて育った子供たち。川の音や、虫の声、サルの声や熊鈴の音を聞き、校舎に絶え間なく流れるピアノに親しんできました。
夏は相撲、冬はスキー、伝統的かつ地元ならではの運動にも取り組み、健やかな心と体を育んできました。開放的な校舎と独特のカリキュラムで伸び伸びと学び、友達同士深いつながりを作り上げてきました。
ここ木曽で生まれ育ったことに誇り持ち、自分の力で立ち、考え、歩んでいってほしいと願っています。
それぞれの歩幅で、これからの道を歩んでいってください。
わたしたち大人は、皆さんと一緒にこれからの社会を作っていくことを楽しみにしています。
3月に入り、ここ木曽町にも春の陽気が感じられるようになりました。
子供たちは、学年末のまとめや掃除に取り組んでいます。
6年生は、お世話になった学校のために、いつもの掃除ではきれいにできないところや、気になっていた場所の修理などを行いました。6年生のおかげで、普段目にするちょっとしたところがきれいになっていきました。
卒業式も控えている今月は、6年生のリクエスト給食がありました。リクエスト給食とは、献立をその学級が献立を考えて、給食室で作られる給食のことです。
この日は、「キムタクご飯」という料理が出ました。塩尻市の学校で作られ始めたオリジナル給食です。子供たちは、その名前と、ピリ辛の味に大盛り上がりでした。
1年の締めくくりをして、、、もうすぐ終業式、卒業式を迎えます。
時の経つのは早いもので、新年を迎えてから2ヶ月が経とうとしています。
学校では、子供たちや職員が多くの単元や行事に動いている裏で、本たちも大忙しです。
福島小の校舎の真ん中に位置する図書館では、蔵書点検が行われています。
この間は、図書館が使えないので、子供たちも本もちょっぴりさみしいです。
本たちは、司書に一冊一冊汚れや損傷などを丁寧に調べられます。ラベルを貼り直してもらったり、貸出記録を調べてもらったり。いつも子供たちに読んでもらう本たちですが、この時ばかりはお休みです。
福島小の近くには、町の図書館があります。司書の先生は、子供たちのために学校には置いてない本を借りに町の図書館に行くこともあります。そのかいあって、福島小の子供たちはいつでも素敵な本と出会うことができます。
例えば、5年生の社会科では、森林について学びます。自分たちの町の森林についても当然学びます。そして、木曽の森についての本といえば、島崎藤村の『夜明け前』が有名です。
授業のために、司書の先生は町の図書館で『夜明け前』を借りてきました。小学生にはちょっと難しいかもしれないので、漫画版も一緒に借りてきたのです。授業では、本の紹介をしつつ学習がすすみます。
学校の生活や学習は、どこかで本とつながっている。そんな福島小です。
2月8日には、第51回衆議院議員選挙がありました。多くの人たちが投票に行ったことと思います。
同じ頃、ここ福島小でも選挙が行われました。
来年度の児童会長選挙です。
4人の5年生が立候補しました。
公示文や選挙ポスターも貼られて、とても本格的です。
投票日までは、各クラスの選挙管理委員の立会いの下、候補者と推薦責任者がペアで各学級を回りました。それぞれの候補者は、当選後に行いたいことを有権者に伝えました。この後、質問タイムがあり、有権者の子供たちは、疑問に思ったことを候補者に聞いていました。
「交流は何をやるのですか?」
「ドッジボールや鬼ごっこです。」
候補者と有権者の子供たちの距離が縮まるひとときでした。
いよいよ投票日です。候補者は、最後の演説を行います。
候補者の子供たちは、原稿を見ずに、有権者の子供たちの目を見て、自分の言葉で語っていました。
緊張をにじませながらも、誠実に語りかける姿は、子供たちの心を動かしたようでした。
「私が当選したら、挨拶の機会を増やしたいです。」
「僕は、この学校を気持ちのよい学校にしたいです。そのためには・・・」
体育館に響く思いが、すうっと有権者の子供たちに染み込んでいきました。
演説の後、子供たちは受付を済ませ、選挙管理委員から投票用紙を受け取ります。
投票用紙の候補者の欄に、「 ◯ 」を書き・・・・
投票箱に入れていきます。
最後は候補者たち自身も投票します。
自分たちの未来は自分たちで作る。民主主義の芽生えがここにあります。
福島小学校には一風変わった特別教室があります。
それは、「外国語教室」です。
このように、名前がしっかり飾ってあります。
中には、国旗や世界地図など、海外にまつわるものが掲示してあります。
日常会話でよく使う英語も、児童の目にとまるところに貼られています。
子供たちは、自然と英語を目にして外国語に親しんでいきます。
また、外には児童が英語で書いた手紙も飾られています。
修学旅行に行った思い出や、自分の好きなものについてです。
幼くして外国語で自己表現ができるなんて、国際的ですね。
また、町内の他の学校の子供たちの書いた手紙も飾られて、ちょっとした文通が行われているのも特徴です。
英語の先生は、遠くジンバブエ🇿🇼から来ています。
琥珀色の熱い風のように、先生の生きた英語が子供たちの間を駆け抜けます。
授業の合間に話してくれる母国の風習や文化に、子供たちは興味津々です。
「What's this?」
「It's an apple.」
「Hint please!」
外国語の授業は、とにかく活動がメインです。子供たちは、歌ったり、話したり、書いたりと大忙しです。およそ日本とは思えない言葉が教室中に飛び交います。
また、
「あ、インドの数え方は日本と違うー。」
「アメリカはリンゴをお弁当に持っていくんだ。」
「韓国の市場は日本と似てる・・・。」
など、他の国と日本との違いや似ているところにも気づきを深めています。
将来、木曽から世界に羽ばたく子が出てくるかも知れませんね。