学校からのお知らせ
この写真は、福島小学校の昇降口です。下駄箱から階段までの光景ですが、今までと何かが違います。あるものが1つ増えました。一体何だと思いますか?
答えは、「 やりたい の たね 」ボードです。
これは、新しく赴任した校長先生が、子供たちのために作ったものです。
子供たちの「〇〇になりたい!」「〇〇したい!」という思いが、種の形の紙に書かれて貼られていきます。休み時間には、何人かの子供たちがこれを見ながら、やりたいことについて話し合っていました。
子供たちは、小さな体の中に、とても大きな夢をもっています。
それら1つ1つを丁寧に言葉にして、行動に表して、形にしていく。
夢を実現するために大切なプロセスです。
これからの1年で、この種がどのように育っていくのか楽しみですね。
そして、このボードがどうなってくかも、楽しみですね。
今年度、福島小には校長先生を始め、多くの先生がやって来ました。
新しく来た先生たちから、新しい風が吹いてきます。
これからも新しい風を紹介していきたいと思います。
新学期が始まり、始業式・入学式が行われました。
始業式では、担任の先生の発表がありました。校長先生から発表があるたび、
子供たちは喜んだりガッツポーズをしたりして、盛り上がっていました。
始業式の後、新しい担任の先生からお話を聞き、入学式が始まりました。
27名の新入生を迎え、式が始まりました。
校長先生が、「ご入学、おめでとうございます。」と挨拶すると、新1年生の皆さんは、
元気な声で、「ありがとうございます。」と答えていました。厳かな雰囲気の体育館に、
花が咲いたようでした。
続いて、校長先生は「学校は何をするところだと思いますか?」と新1年生に問いかけ、マイクを持って壇上から降りて、子供たちの中に入っていきました。子供たちは、「勉強するところ!」「音楽をするところ!」と口々に答え、新しい学校生活への夢や期待が弾けていました。
拍手で見送られた1年生は、晴れやかな表情で教室へ向かっていきました。
今日から、小学生です。
一緒に成長していきましょう!
城山に抱かれたこの学び舎にも、いよいよ輝かしい春がやってきました。
静かな校舎に子どもたちの元気な声が響きます。 登校してきたのは新6年生の面々。
今日はこの福島小学校を引っ張っていく最高学年です。その表情には、少しの緊張と、それ以上の「やる気」が満ちあふれていました。
彼らが取り組んだ最初の大役は、新1年生を迎えるための入学式準備です。
「ここ、もう少し右かな?」「こっちの方が可愛いいんじゃない。」と、新入生の喜ぶ顔を想像しながら、丁寧に壁面を飾ります。
隅々までピカピカに。自分たちが使う場所だけでなく、みんなが通る廊下も心を込めて磨き上げました。 また、新しい学年の人数に合わせて、重たい机や椅子を教職員と一緒に運びます。
「重いけど大丈夫!」と、 先生と一緒に机を運ぶ姿は、去年の今頃よりもずっと逞しく、お兄さん・お姉さんに見えました。
福島小学校では、このように教職員と児童が手を取り合い、自分たちの手で学校環境を整えるプロセスを大切にしています。ただ「用意された場所」に行くのではなく、「自分たちの手で居場所を作る」という経験が、子どもたちの自己肯定感と、学校や郷土への愛着を育みます。
準備を終えた後の新6年生の顔は、どこか清々しく、達成感に満ちていました。 彼らが今日流した汗は、きっとこの一年、学校を支える大きな力になるはずです。
新しい教科書の匂い、掃除したばかりの廊下の光、運んだ机や教材。
いよいよ、新学期が始まります・・・。
3月17日に、福島小学校で、卒業式が行われました。
子供たちが、それぞれの道へと巣立っていきました。
これまで学校の中心として過ごしてきた6年生。在校生や地域の方々に見守られながら、堂々とした姿で式で臨んでいました。
ふと周りを見渡すと、社会の様子は大きく変わっています。
テレビは薄くなり、家電が声を発し、車は自動で走るようになりました。
手元の小さな機器一つで、多くのことができる時代です。
人の形をしたロボットも、現実のものとなりつつあります。
卒業していく子供たちは、変化が当たり前の社会を生きていきます。
その中で、木曽という自然豊かな土地で、山に抱かれて育った子供たち。川の音や、虫の声、サルの声や熊鈴の音を聞き、校舎に絶え間なく流れるピアノに親しんできました。
夏は相撲、冬はスキー、伝統的かつ地元ならではの運動にも取り組み、健やかな心と体を育んできました。開放的な校舎と独特のカリキュラムで伸び伸びと学び、友達同士深いつながりを作り上げてきました。
ここ木曽で生まれ育ったことに誇り持ち、自分の力で立ち、考え、歩んでいってほしいと願っています。
それぞれの歩幅で、これからの道を歩んでいってください。
わたしたち大人は、皆さんと一緒にこれからの社会を作っていくことを楽しみにしています。
3月に入り、ここ木曽町にも春の陽気が感じられるようになりました。
子供たちは、学年末のまとめや掃除に取り組んでいます。
6年生は、お世話になった学校のために、いつもの掃除ではきれいにできないところや、気になっていた場所の修理などを行いました。6年生のおかげで、普段目にするちょっとしたところがきれいになっていきました。
卒業式も控えている今月は、6年生のリクエスト給食がありました。リクエスト給食とは、献立をその学級が献立を考えて、給食室で作られる給食のことです。
この日は、「キムタクご飯」という料理が出ました。塩尻市の学校で作られ始めたオリジナル給食です。子供たちは、その名前と、ピリ辛の味に大盛り上がりでした。
1年の締めくくりをして、、、もうすぐ終業式、卒業式を迎えます。
時の経つのは早いもので、新年を迎えてから2ヶ月が経とうとしています。
学校では、子供たちや職員が多くの単元や行事に動いている裏で、本たちも大忙しです。
福島小の校舎の真ん中に位置する図書館では、蔵書点検が行われています。
この間は、図書館が使えないので、子供たちも本もちょっぴりさみしいです。
本たちは、司書に一冊一冊汚れや損傷などを丁寧に調べられます。ラベルを貼り直してもらったり、貸出記録を調べてもらったり。いつも子供たちに読んでもらう本たちですが、この時ばかりはお休みです。
福島小の近くには、町の図書館があります。司書の先生は、子供たちのために学校には置いてない本を借りに町の図書館に行くこともあります。そのかいあって、福島小の子供たちはいつでも素敵な本と出会うことができます。
例えば、5年生の社会科では、森林について学びます。自分たちの町の森林についても当然学びます。そして、木曽の森についての本といえば、島崎藤村の『夜明け前』が有名です。
授業のために、司書の先生は町の図書館で『夜明け前』を借りてきました。小学生にはちょっと難しいかもしれないので、漫画版も一緒に借りてきたのです。授業では、本の紹介をしつつ学習がすすみます。
学校の生活や学習は、どこかで本とつながっている。そんな福島小です。
2月8日には、第51回衆議院議員選挙がありました。多くの人たちが投票に行ったことと思います。
同じ頃、ここ福島小でも選挙が行われました。
来年度の児童会長選挙です。
4人の5年生が立候補しました。
公示文や選挙ポスターも貼られて、とても本格的です。
投票日までは、各クラスの選挙管理委員の立会いの下、候補者と推薦責任者がペアで各学級を回りました。それぞれの候補者は、当選後に行いたいことを有権者に伝えました。この後、質問タイムがあり、有権者の子供たちは、疑問に思ったことを候補者に聞いていました。
「交流は何をやるのですか?」
「ドッジボールや鬼ごっこです。」
候補者と有権者の子供たちの距離が縮まるひとときでした。
いよいよ投票日です。候補者は、最後の演説を行います。
候補者の子供たちは、原稿を見ずに、有権者の子供たちの目を見て、自分の言葉で語っていました。
緊張をにじませながらも、誠実に語りかける姿は、子供たちの心を動かしたようでした。
「私が当選したら、挨拶の機会を増やしたいです。」
「僕は、この学校を気持ちのよい学校にしたいです。そのためには・・・」
体育館に響く思いが、すうっと有権者の子供たちに染み込んでいきました。
演説の後、子供たちは受付を済ませ、選挙管理委員から投票用紙を受け取ります。
投票用紙の候補者の欄に、「 ◯ 」を書き・・・・
投票箱に入れていきます。
最後は候補者たち自身も投票します。
自分たちの未来は自分たちで作る。民主主義の芽生えがここにあります。
福島小学校には一風変わった特別教室があります。
それは、「外国語教室」です。
このように、名前がしっかり飾ってあります。
中には、国旗や世界地図など、海外にまつわるものが掲示してあります。
日常会話でよく使う英語も、児童の目にとまるところに貼られています。
子供たちは、自然と英語を目にして外国語に親しんでいきます。
また、外には児童が英語で書いた手紙も飾られています。
修学旅行に行った思い出や、自分の好きなものについてです。
幼くして外国語で自己表現ができるなんて、国際的ですね。
また、町内の他の学校の子供たちの書いた手紙も飾られて、ちょっとした文通が行われているのも特徴です。
英語の先生は、遠くジンバブエ🇿🇼から来ています。
琥珀色の熱い風のように、先生の生きた英語が子供たちの間を駆け抜けます。
授業の合間に話してくれる母国の風習や文化に、子供たちは興味津々です。
「What's this?」
「It's an apple.」
「Hint please!」
外国語の授業は、とにかく活動がメインです。子供たちは、歌ったり、話したり、書いたりと大忙しです。およそ日本とは思えない言葉が教室中に飛び交います。
また、
「あ、インドの数え方は日本と違うー。」
「アメリカはリンゴをお弁当に持っていくんだ。」
「韓国の市場は日本と似てる・・・。」
など、他の国と日本との違いや似ているところにも気づきを深めています。
将来、木曽から世界に羽ばたく子が出てくるかも知れませんね。
木曽福島では、2月6日、7日と「雪灯りの散歩路」という行事があります。
中山道の福島宿に氷のキャンドルがおよそ4000個並び、街道を照らします。
それはそれは幻想的な光景です。木曽福島の冬の風物詩です。
福島小の子供たちも、毎年氷のキャンドル作りに参加しています。
この日は、3年生の児童が町の氷屋さんに行って、キャンドルを作ってきました。
初めて見る大きな冷凍庫に子供たちは興味津々でした。中には、町内の小学生や、看護学校、高校の生徒たちが作ったキャンドルが冷やされていました。町民全員で作る行事に、子供たちは静かにやる気を燃やし始めます。
最初は、バケツの中で凍らせた水を出し、ハンマーで穴を開けます。中にろうそくを入れるためです。氷の粒がけっこう飛び散って、子供たちはどこか嬉しそうです。
次は、冷凍庫の中から大きな氷を出して、飾り付けをします。キノコ型やカメ型などがあり、子供たちは抱えて持ち出します。寒さなんてみじんも感じていません。
飾り付けは、色のついた氷をくっつけて飾り付けます。ドーナツ型や星型など様々な形がありました。
シャーベット状の氷を接着剤にしてくっつけます。
「あと6個あるよ。」
「じゃあ1人1個ずつあるね。」
仲良く分け合う姿も見られました。
手袋だと細かい作業ができないので、素手で氷を触ります。
職員の方がお湯を用意してくださっていました。
冷えてかじかむ手をお湯につけて、
「あー、温まるー。」
足湯ならぬ手湯が大人気でした。
この日、子供たちは雪や氷で大はしゃぎでした。
私達大人が忘れてしまった元気さで作られたキャンドルが、もうすぐ中山道を照らします。
体育館にて「音楽集会」が行われました。 これまでの練習の成果を発表するいつもの集会とは一味違う、サプライズと笑顔が溢れる時間となりました。
今回の集会の目玉は、先生による即興ピアノ演奏です。 「歌いたい曲、あるかな?」という問いかけに、フロアの児童から手が上がりました。
まずは、みんなが大好きな『パプリカ』からスタート! 前奏が流れた瞬間、会場に笑顔が広がります。中には身体を揺らす子もちらほら、全校児童による元気いっぱいの合唱が体育館に響き渡りました。
イントロクイズコーナーでは、 「この曲、知ってる人!」 ピアノの最初の響きが鳴るか鳴らないかのうちに、何人かの児童がすっと挙手。
「正解は……」と曲名が告げられるたびに、「あ〜」と共感が起こります。知っているメロディを耳に、子どもたちの表情はキラキラと輝いていました。
パプリカの後は、一転してしっとりと、そして力強く『命のオーケストラ』を全員で歌いました。
-
リズムに合わせて自然と身体を揺らす子
-
歌詞を噛みしめるように真っ直ぐ前を向いて歌う子
-
高学年の綺麗な歌声に引き込まれる低学年の子
その後、いろいろな曲を小冊子「たのしいうた」から探し、クイズが続きました。音楽を通して、先生と子供たちの心の交流が行われました。体育館に、温かいものが満ちて、歌声とともに響き合いました。
最後は会場が温かい一体感に包まれ、音楽の持つ不思議な力を改めて感じる一時となりました。
同じ言葉なのに、旋律に乗せると、いつもと違って聞こえます。人が集まると自然と口ずさんでしまいます。音楽って不思議ですね。