
先日、事前学習でタブレットを使いながらワクワクと準備を進めていた、あの「新居町(あらいちょう)交流」の現地活動が、ついに実現しました!
木曽町と静岡県湖西市新居町。一見、離れた場所にある二つの町ですが、実は「関所(福島関所と新居関所)」という歴史的な深い結びつき(つながり)があります。今回は、そんな歴史が紡いでくれた縁をたどる、特別な二日となりました。

まず訪れたのは、現存する貴重な建物として知られる「新居関所」です。 子どもたちは、木曽にある自分たちの福島関所との共通点や違いを見つけようと、目を輝かせながら見学していました。
教科書の文字を追うだけでは分からない、本物の歴史が持つ迫力や当時の人々の息遣いを、五感を通してじんわりと感じ取っている様子が印象的でした。
時代は変わり続け、昨今は変化の激しい時代、とよく言われます。新しいものが次々と生み出される中、先人が使っていたものを残そうとし続けてきた人たちがいます。過去、私たちが生きていた証に、子どもたちは直にふれてきました。

今回の旅のハイライトは何といっても、新居小学校の仲間たちとの直接交流です。
新居小の子どもたちが用意してくれた、スライドショーや遊びで、一緒に楽しい時間を過ごしました。
お昼の時間には、みんなで一緒に美味しいカレーを囲みました。同じ机でスプーンを動かしながら、「学校では何が流行っているの?」「木曽ってどんなところ?」と、楽しそうな笑い声があちこちから沸き起こります。
最初は少しだけはにかんでいた子も、カレーを食べ終わる頃には、まるでずっと前からの友達だったかのように肩を並べて笑い合っていました。

帰りのバスでは、一人の子が、こんなものを見せてくれました。
「これ、新居小の子からもらったんだ。」

その子は、この宝物を片手に、知り合った新居小の子のことを少し話してくれました。
ちょっぴり嬉しそうでした。
今回の交流で、子どもたち一人ひとりも、小さな交流を深めてきたようです。
遠く離れた街に、自分たちと同じように歴史を大切にし、同じように今を一生懸命生きている仲間がいる。
歴史遺産である「関所」は、かつては人と人との往来を取り締まり、"分ける"ための場所だったかもしれません。しかし令和の今、その関所が時を越えて、子どもたちの心を力強く"つなぐ"架け橋となってくれました。
新居小学校の仲間たちと机を並べて食べたカレーの味、そして交わした温かい言葉や笑顔は、子どもたちにとって一生モノの思い出になったはずです。この素晴らしい出会いと経験を大切に、これからも福島小の仲間たちの世界が、優しく、そして大きく広がっていくことを願っています。
温かく迎えてくださった新居小学校のみなさん、本当にありがとうございました!

