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お祭りの掛け声といえば、皆さん一体何を思い浮かべるでしょうか? おそらく、多くの方が「わっしょい」ではないでしょうか? ところが、ここ木曽福島では一味違います。 それは、   「そーすけ!」「こーすけ!」 です。     水舞神社の例大祭が有名なここでは、お祭りといえば 「そーすけ!」「こーすけ!」なのです。     夏休みが明けたある日の休み時間、どこからともなく 「そーすけ!」「こーすけ!」   掛け声が聞こえてきました。お祭りは終わったはずなのに、一体??? そう思って声を辿っていくと・・・・・・   声の主は、子どもたちでした。     なんと木材や段ボールを使って、自分たちでお神輿を作っていました。 細かいところまで作り込まれていて、空き教室や校舎内を担いで練り歩いていました。 ( ※広い校舎だからできることです。 ) 地域の伝統が息づいている証です。   他にも空き教室には、未来に行けるタイムマシンや、ドラムゲームを模したおもちゃなど、工夫を凝らした作品たちが所狭しと置いてありました。   福島小には、溢れ出る創作意欲が形となって、そここかしこに現れています。 芽が出るように、花が咲くように。子どもたちの勢いは留まるところを知りません。
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残暑の厳しさが残る木曽の街並みですが、体育館の中に一歩入ると、いつもとは少し違う特別な空気が流れていました。   地域の皆さんのご協力のもと、今日は子どもたちが楽しみにしていたアルプスホルンの演奏会。体育館に運び込まれた長大な楽器を見ただけで、子どもたちの目は輝きます。 いざ演奏が始まると、体育館が一気にアルプスの高原に変わったかのような錯覚を覚えました。ゆったりと響く低い音色。ただ耳で聴くというよりも、頭や体に直接ビリビリと「音の塊」が響いてくるような、力強くも温かい響きです。   賑やかだった子どもたちも、自然と動きを止めて音の世界へ引き込まれていきました。中には、その迫力ある大きな音に少し驚いて耳をおさえる低学年の子の姿も。それでも最後には、体育館全体から惜しみない拍手が送られました。音の波が残暑の空気を吹き飛ばし、どこか清々しい涼しさを運んできてくれたようです。   演奏後の感想発表では、たくさんの児童が自慢げに手を挙げました。   Hさん「すごくいい音だった!」 Hさん 「心が落ち着く音色だったな」     実は、福島小には各教室前の廊下や広場に、ピアノが置いてあります。   ストリートピアノのように、子どもたちは自然と楽器に触れています。 記事では伝えることができませんが、休み時間は常に誰かのコンサートがあちらこちらで開かれています。 「エリーゼのために」「君をのせて」「ねこふんじゃった」たまに、お風呂が沸く時もあります。   そんな音楽に親しんでいる福島小では、10月16日(金)に音楽会が開かれます。子どもたちはどの楽器を演奏するのか、どんな歌を歌うのか、わくわくしています。   本物の音や文化に触れ、五感全体で何かを感じ取る。そんな木曽の豊かな自然と温かい人々に囲まれた体験が、子どもたちの心を一歩ずつ、育んでくれています。   音楽会が楽しみです。
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長い夏休みが明け、福島小学校に子どもたちの元気な声が戻ってきました。 8月、木曽谷では、夏にミンミンゼミがよく鳴いています。半ば頃から、次第とミンミンゼミの声に、鈴虫の音が「リーリーリー」と混ざるようにになりました。いつの間にか空は高くなり、入道雲よりも高いところにある雲をよく目にするようになってきました。心なしか、暑さも和らいできたように感じます。 山に囲まれた土地だからこそ、自然の移り変わりを体感することができます。 子どもたちも、季節の変化を感じ取りながら、ゆっくりと、夏休みから、新学期に向けて心身を整えていきます。 静かだった校舎に涼やかな熊鈴の音と、「おはようございます!」と明るい挨拶が響き渡ります。手に大きな手提げバッグを提げた子どもたち。中には、夏休み中に一生懸命取り組んだ自由研究や、アイディアを凝らした工作がいっぱいに詰まっています。     各学年の廊下や広場には、子どもたちの夏の思い出と、工夫あふれる自由研究がズラリと並びました。 「これ、どこで作ったの?」「すごい。」 作品を前に、友達同士や、他の学年の子たちでお互いの頑張りを認め合う姿が見られ、見ているこちらの心も温かくなります。   始業式での校長先生のお話は、「この夏にチャレンジしたこと」についてでした。 「ビーフシチューを作った。」というお話に、子どもたちは興味津々でした。 校長先生は、子どもたちにもチャレンジを聞いて回りました。子どもたちはそれぞれ発表しました。日常の些細なことでも自分でやり遂げたという表情には、一まわり大きくなった成長と頼もしさを感じます。   そして、今日の給食はみんなが大好きなカレーライス! 「やっぱり学校のカレーはおいしいね!」と、教室にはたくさんの笑顔が弾けていました。お腹いっぱいになり、子どもたちは「また明日ね!」と元気に下校していきました。 豊かな自然と温かい地域に見守られながら、福島小学校の新しい学期がスタートします。今学期も、子どもたちが様々なことに進んで挑戦し、伸び伸びと成長できるよう、教職員一同あたたかく支援してまいります。
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学校からのお知らせ

 お祭りの掛け声といえば、皆さん一体何を思い浮かべるでしょうか?

 おそらく、多くの方が「わっしょい」ではないでしょうか?

 ところが、ここ木曽福島では一味違います。

 それは、

 

 「そーすけ!」「こーすけ!」

 

                   です。

 

 

 水舞神社の例大祭が有名なここでは、お祭りといえば

 「そーすけ!」「こーすけ!」なのです。

 

 

 夏休みが明けたある日の休み時間、どこからともなく

 「そーすけ!」「こーすけ!」

 

 掛け声が聞こえてきました。お祭りは終わったはずなのに、一体???

 そう思って声を辿っていくと・・・・・・

 

 声の主は、子どもたちでした。

 

 

 なんと木材や段ボールを使って、自分たちでお神輿を作っていました。

 細かいところまで作り込まれていて、空き教室や校舎内を担いで練り歩いていました。

 ( ※広い校舎だからできることです。 )

 
 地域の伝統が息づいている証です。

 

 他にも空き教室には、未来に行けるタイムマシンや、ドラムゲームを模したおもちゃなど、工夫を凝らした作品たちが所狭しと置いてありました。

 

 

 福島小には、溢れ出る創作意欲が形となって、そここかしこに現れています。

 芽が出るように、花が咲くように。子どもたちの勢いは留まるところを知りません。

 残暑の厳しさが残る木曽の街並みですが、体育館の中に一歩入ると、いつもとは少し違う特別な空気が流れていました。

 

 地域の皆さんのご協力のもと、今日は子どもたちが楽しみにしていたアルプスホルンの演奏会。体育館に運び込まれた長大な楽器を見ただけで、子どもたちの目は輝きます。

 いざ演奏が始まると、体育館が一気にアルプスの高原に変わったかのような錯覚を覚えました。ゆったりと響く低い音色。ただ耳で聴くというよりも、頭や体に直接ビリビリと「音の塊」が響いてくるような、力強くも温かい響きです。

 

 賑やかだった子どもたちも、自然と動きを止めて音の世界へ引き込まれていきました。中には、その迫力ある大きな音に少し驚いて耳をおさえる低学年の子の姿も。それでも最後には、体育館全体から惜しみない拍手が送られました。音の波が残暑の空気を吹き飛ばし、どこか清々しい涼しさを運んできてくれたようです。

 

 演奏後の感想発表では、たくさんの児童が自慢げに手を挙げました。

 

Hさん「すごくいい音だった!」

Hさん 「心が落ち着く音色だったな」

 

 

 実は、福島小には各教室前の廊下や広場に、ピアノが置いてあります。

 

 ストリートピアノのように、子どもたちは自然と楽器に触れています。

 記事では伝えることができませんが、休み時間は常に誰かのコンサートがあちらこちらで開かれています。

「エリーゼのために」「君をのせて」「ねこふんじゃった」たまに、お風呂が沸く時もあります。

 

 そんな音楽に親しんでいる福島小では、10月16日(金)に音楽会が開かれます。子どもたちはどの楽器を演奏するのか、どんな歌を歌うのか、わくわくしています。

 

 本物の音や文化に触れ、五感全体で何かを感じ取る。そんな木曽の豊かな自然と温かい人々に囲まれた体験が、子どもたちの心を一歩ずつ、育んでくれています。

 

 音楽会が楽しみです。

 長い夏休みが明け、福島小学校に子どもたちの元気な声が戻ってきました。
 8月、木曽谷では、夏にミンミンゼミがよく鳴いています。半ば頃から、次第とミンミンゼミの声に、鈴虫の音が「リーリーリー」と混ざるようにになりました。いつの間にか空は高くなり、入道雲よりも高いところにある雲をよく目にするようになってきました。心なしか、暑さも和らいできたように感じます。
 山に囲まれた土地だからこそ、自然の移り変わりを体感することができます。

 子どもたちも、季節の変化を感じ取りながら、ゆっくりと、夏休みから、新学期に向けて心身を整えていきます。

 静かだった校舎に涼やかな熊鈴の音と、「おはようございます!」と明るい挨拶が響き渡ります。手に大きな手提げバッグを提げた子どもたち。中には、夏休み中に一生懸命取り組んだ自由研究や、アイディアを凝らした工作がいっぱいに詰まっています。

 

 

 各学年の廊下や広場には、子どもたちの夏の思い出と、工夫あふれる自由研究がズラリと並びました。 「これ、どこで作ったの?」「すごい。」 作品を前に、友達同士や、他の学年の子たちでお互いの頑張りを認め合う姿が見られ、見ているこちらの心も温かくなります。

 

 始業式での校長先生のお話は、「この夏にチャレンジしたこと」についてでした。 「ビーフシチューを作った。」というお話に、子どもたちは興味津々でした。

 校長先生は、子どもたちにもチャレンジを聞いて回りました。子どもたちはそれぞれ発表しました。日常の些細なことでも自分でやり遂げたという表情には、一まわり大きくなった成長と頼もしさを感じます。

 

 そして、今日の給食はみんなが大好きなカレーライス! 「やっぱり学校のカレーはおいしいね!」と、教室にはたくさんの笑顔が弾けていました。お腹いっぱいになり、子どもたちは「また明日ね!」と元気に下校していきました。


 豊かな自然と温かい地域に見守られながら、福島小学校の新しい学期がスタートします。今学期も、子どもたちが様々なことに進んで挑戦し、伸び伸びと成長できるよう、教職員一同あたたかく支援してまいります。

 昨日は、木曽の夏の風物詩でもある「水無神社の例大祭」が行われました。勇壮なお神輿や熱気あふれる境内の様子に、子どもたちも大興奮だったようです。伝統ある地域の祭りを全身で感じ、たくましい表情を見せてくれた子どもたち。その熱気も冷めやらぬまま、本日、1学期の終業式を迎えました。

 

 

 各教室では担任の先生から一人ひとりに通知表が手渡されました。

教室を覗くと、先生が児童としっかり目を合わせ、この数ヶ月間の成長や輝いていた姿を丁寧に伝えていました。

 手渡された通知表を大切そうに受け取る子どもたちの姿に、この1学期で育んだ確かな自信を感じました。ご家庭でもぜひ、結果だけでなく「がんばってきたプロセス」をたくさん褒めてあげてください。

 

 終業式では、校長から子どもたちへ「1つのお願い」と「1つの約束」の話がありました。

 

 何でもまず、「やってみる!」

  長い夏休み、興味を持ったことや新しく挑戦したいことには、失敗を恐れず「まずやってみる」気持ちを大切にしてほしいと思います。その一歩が、みんなを大きく成長させます。

 

 命を大切にすること(水の事故・車の事故)

  何よりも大切なのは、子どもたちの「命」です。特に夏場に増える「水の事故」、そして交通量の増える時期の「車の事故」には絶対に気をつけましょう。

安全を守り、自分のかけがえのない命を大切に過ごすこと。これが校長との一番大切な約束です。

 

 そして、1学期最後の給食は子どもたちに大人気の「ハヤシライス」でした! コクのあるルーとおいしいご飯を口いっぱいに頬張り、満足そうな笑顔があちこちではじけていました。おいしい給食を作ってくださった調理員の皆さん、今学期も本当にありがとうございました。

 

 

 

 さあ、いよいよ明日から子どもたちが待ちに待った夏休みが始まります。 地域や保護者の皆様には、1学期の間、温かいご支援とご協力をいただき心より感謝申し上げます。

事故や怪我にはくれぐれも気をつけて、思い出いっぱいの最高の夏休みにしてくださいね。休み明け、さらにたくましくなった福小っ子に会えるのを楽しみにしています!

 今朝の福島小学校は、朝からいつも以上のワクワク感と心地よい緊張感に包まれていました。 なぜなら、子どもたちがずっと楽しみにしていた「全校かくれんぼ」が開催されたからです!

 

 実はこの企画、子どもたちから集まった「学校でこんなことをやってみたい!」というアイデア、「やりたいの種」から芽吹いたもの。代表交流委員会の子どもたちが中心となり、みんなの「やりたい!」を本気でカタチにしてくれました。

 

 

 

 今回、隠れ役を引き受けてくれたのは、企画・準備をがんばってくれた代表交流委員会のメンバーたち。 探す側は、1年生から6年生までが力を合わせる「縦割り班」のチームです。

 高学年が低学年の手を優しく引きながら、校舎内をくまなく探します。 見つかるたびに、放送室から「〇〇さん、見つかりました!」と校内にアナウンスが流れるシステム。

 放送が流れるたびに、校舎のあちこちから「やばい、まだ見つからない!」とが奮起する声が上がっていました。

 探す制限時間は、わずか15分間。 隠れる側もさすがの福小っ子、なかなか見つからない絶妙なスポットに身を潜めています。

 アナウンスが次々と流れるものの、どうしても最後の一人が見つかりません。時計の針は刻一刻と進み、残り時間はあとわずか……。

 

 なんと、制限時間15分ギリギリのところで最後の一人を発見! 無事に全員を見つけ出すことに成功しました。

 作戦終了後、全員が体育館に集まりました。 「全員見つかりました!」の報告が告げられた瞬間、体育館は割れんばかりの大きな拍手に包まれました。最後まであきらめずに探し続けた縦割り班の絆と、素晴らしい隠れっぷりを見せてくれた代表交流委員への、お互いを讃え合う最高の拍手でした。

 

 

 自分たちの「やりたい」を、自分たちの手で企画し、みんなで全力で楽しむ。 福島小学校の子どもたちの主体性と、温かい一体感を改めて実感できた素晴らしい「朝の交流の時間」となりました。企画してくれた代表交流委員会のみなさん、本当にありがとう!

 

 そして、この日の給食に、かき氷アイスが出ました。子どもたちは、朝はかくれんぼ、昼はかき氷と楽しさいっぱいで夏を満喫しました。

小学校,七夕

 いよいよ来週から、子どもたちが待ちに待った夏休みが始まります。

 振り返れば、この4月からの約4ヶ月間、子どもたちは学習に、行事に、全力で駆け抜けてきました。

 

 先日の全校集会では、陸上大会や相撲大会の賞状伝達を行いました。 ステージ前に並んだ子どもたちの表情は、どこか誇らしげで、ひと回りもふた回りも大きく見えました。

 

 体育館いっぱいに響く温かい拍手の中、本当に多くの子どもたちがきらきらとした賞状を受け取りました。結果はもちろん素晴らしいことですが、それ以上に、大会に向けて泥だらけになりながら練習に励んだプロセスこそが、子どもたちの大きな財産です。惜しくも入賞を逃した仲間も含め、福島小みんなの挑戦を心から讃えたいと思います。

 

 1年生の教室を覗くと、色とりどりの折り紙で作られた、きれいな七夕かざりが揺れていました。 まだ慣れない手つきで、一文字ずつ一生懸命に書いた短冊。そこには、子どもたちらしい純粋で素敵な願いごとがたくさん並んでいました。

 

 短冊を見つめる1年生の澄んだ瞳を見ていると、どうかみんなの願いが天まで届きますようにと、私も心から祈らずにはいられませんでした。

 

 今週は、年間を通じて行っている「交流学年」でのイベントも開催されました。 今回は、低学年と高学年がペアになり、体育館で合同リレーに挑戦!

「がんばれー!」「こっちだよ!」と、お兄さん・お姉さんたちが、優しく下級生の手を引いたり、バトンのもらい方を教えてあげたりする姿がとても印象的でした。学年を越えたつながりの中で、思いやりの心や憧れの気持ちが自然と育まれています。体育館は終始、熱気と大歓声に包まれていました。

 

 来週からのおよそ30日間、子どもたちには学校ではできない様々な体験をしてほしいと思います。 地域の皆さま、保護者の皆さまには、今学期も本校の教育活動に温かいご理解とご協力をいただき、本当にありがとうございました。

 安全で、充実した素晴らしい夏休みをお過ごしください。休み明け、また元気な子どもたちに会えるのを楽しみにしています。

 

 今年度の福島小学校には、日々の生活の中に心地よい「新しい風」がまた吹き始めています。 その一つが、今年からガラリと変わった「掃除の仕方」です。

 

 これまでは同じ学年の仲間と行うことが多かった掃除の時間ですが、今年度からは1年生から6年生までが全員で一つの班をつくる「縦割り清掃」がスタートしました。

 それぞれの班が、校内の様々な清掃場所を分担し、みんなで力を合わせて学校をピカピカにしていきます。

 掃除の時間になると、各場所から異なる学年の子どもたちが自然と協力し合う、温かい光景が見られるようになりました。

「モップはこうやって使うんだよ。」 「ここは、こうやって掃くと綺麗になるよ。」

 

 ほうきや雑巾、モップを片手に、高学年の子どもたちが低学年の子どもたちに優しく教えながら、丁寧に掃除を進めていきます。低学年の子たちも、お兄さん・お姉さんの姿をじっと見つめながら、   

 一生懸命に自分の役割を果たそうと頑張っています。

 

 普段の授業やクラスの枠を超えて、異なる学年が一つになって取り組む「縦割り清掃」。

ここには、単に「学校を綺麗にする」ということ以上の、とても大切な学びが詰まっています。 低学年の子どもたちにとっては、優しく頼もしい高学年の姿が「あんなお兄さん、お姉さんになりたい」という憧れになります。そして高学年にとっては、小さな手を引いて教える経験を通して、責任感やおもいやりの心が自然と育まれていきます。

 こうして学校の中で、先輩から後輩へと、言葉や姿で大切なことが直接語り継がれ、受け継がれていく。

 福島小に吹き込んだこの「新しい風」は、子どもたちの心を一回りも二回りも大きく、そして優しく育ててくれるに違いないと、日々変化していく子どもたちの背中を見ながら、とても嬉しく感じています。

 先日、事前学習でタブレットを使いながらワクワクと準備を進めていた、あの「新居町(あらいちょう)交流」の現地活動が、ついに実現しました!

 木曽町と静岡県湖西市新居町。一見、離れた場所にある二つの町ですが、実は「関所(福島関所と新居関所)」という歴史的な深い結びつき(つながり)があります。今回は、そんな歴史が紡いでくれた縁をたどる、特別な二日となりました。

 

 まず訪れたのは、現存する貴重な建物として知られる「新居関所」です。 子どもたちは、木曽にある自分たちの福島関所との共通点や違いを見つけようと、目を輝かせながら見学していました。

教科書の文字を追うだけでは分からない、本物の歴史が持つ迫力や当時の人々の息遣いを、五感を通してじんわりと感じ取っている様子が印象的でした。

 時代は変わり続け、昨今は変化の激しい時代、とよく言われます。新しいものが次々と生み出される中、先人が使っていたものを残そうとし続けてきた人たちがいます。過去、私たちが生きていた証に、子どもたちは直にふれてきました。

 

 今回の旅のハイライトは何といっても、新居小学校の仲間たちとの直接交流です。

新居小の子どもたちが用意してくれた、スライドショーや遊びで、一緒に楽しい時間を過ごしました。  

 お昼の時間には、みんなで一緒に美味しいカレーを囲みました。同じ机でスプーンを動かしながら、「学校では何が流行っているの?」「木曽ってどんなところ?」と、楽しそうな笑い声があちこちから沸き起こります。

 最初は少しだけはにかんでいた子も、カレーを食べ終わる頃には、まるでずっと前からの友達だったかのように肩を並べて笑い合っていました。

 

 帰りのバスでは、一人の子が、こんなものを見せてくれました。

 「これ、新居小の子からもらったんだ。」

 その子は、この宝物を片手に、知り合った新居小の子のことを少し話してくれました。

 ちょっぴり嬉しそうでした。

 今回の交流で、子どもたち一人ひとりも、小さな交流を深めてきたようです。

 

 遠く離れた街に、自分たちと同じように歴史を大切にし、同じように今を一生懸命生きている仲間がいる。

 歴史遺産である「関所」は、かつては人と人との往来を取り締まり、"分ける"ための場所だったかもしれません。しかし令和の今、その関所が時を越えて、子どもたちの心を力強く"つなぐ"架け橋となってくれました。

 新居小学校の仲間たちと机を並べて食べたカレーの味、そして交わした温かい言葉や笑顔は、子どもたちにとって一生モノの思い出になったはずです。この素晴らしい出会いと経験を大切に、これからも福島小の仲間たちの世界が、優しく、そして大きく広がっていくことを願っています。

温かく迎えてくださった新居小学校のみなさん、本当にありがとうございました!

 

 

 先日、本校が力を入れて取り組んでいる「単元内自由進度学習」の公開授業を行いました。子どもたちが主体的に学ぶ姿を一目見ようと、校内外から多くの先生方が足を運んでくださいました。

 学習中に後ろや廊下などあちらこちらにいる先生たちに、子どもたちは「ちょっと緊張気味かな?」と思いきや……そこは福島小の子どもたちです。周りにたくさんの大人がいようといまいと、ひとたび授業が始まれば、目の前の課題にすっと没頭し、いつも通り自分の学びを進めていました。

 

 昨年度からの実践の蓄積に加えて、今回の大きな見どころとなったのが「問いを立てる」自由です。

 学習スペースの至るところには、新しく「なんで? コーナー」が設けられていました。これは、子どもたちが資料を読んだり調べたりする中で「おや?」「どうしてだろう?」と不思議に思ったことを、その場で自由に書き込める工夫です。先生から与えられた問いではなく、自分自身の内側から湧き出た疑問を大切にする。

 

 自由進度学習の醍醐味は、時間の使い方も自分で決める点にあります。

授業の終わり間近、教室を見渡すと面白い光景が広がっていました。 ある子は、今日の計画をやり遂げ、残りの時間を関連する動画視聴にあてて知識を深めていました。またある子は、友達とノートを見せ合いながら「今日ここまで進んだから、次はこうしよう」と今後のプランについて話し合っていました。

 限られた時間の中で、今の自分に必要なことは何かを判断し、行動を選ぶ。子どもたちの「自己調整する力」が、確実に、そして逞しく伸びてきていることを実感する場面でした。

 

 今回の社会科(聖徳太子を中心とした国づくり)の学習の中で、とても印象的な姿がありました。

ある子が聖徳太子について説明する際、「十七条の憲法の中に、人間としての温かみが感じられる条文があるんだよ」と伝えていました。 単に「十七条の憲法を制定した」という暗記用の一般知識として覚えるのではなく、その背景にある太子の想いや意味をしっかりと理解し、「自分の言葉で説明できる生きた知識」として自分のものにしている子がたくさんいました。

 主体的に学ぶということは、ただ自由にさせるということではありません。環境を整え、見守り、子どもたちが自ら問いを持って知識と出会う。そのプロセスがあって初めて、心に響く本当の学びが生まれます。

 たくさんの先生方に見守られながら、堂々と、そして楽しそうに学ぶ子どもたちの姿は、福島小学校の大きな誇りです。

  福島小で取り組んでいる「単元内自由進度学習」の公開が行われます。
 日時は6月26日(金)です。6年生で行われます。(諸事情により、2年生は中止となりました。)

 

 この学習の特徴は、先生が前に立って一斉に授業を進めるのではなく、子どもたち一人ひとりが「今日はこれを調べよう」「次はこういうまとめ方をしよう」と、自分で計画を立てて自分のペースで進めていくところにあります。

 教室や自由に使えるオープンスペースには、子どもたちの興味や関心をぐっと刺激するような、様々な資料が所狭しと用意されました。

 これらはすべて、教職員が日々の授業や子どもたちとの関わりの中で、「どうすれば子どもたちが夢中になって学べるか」を考え抜き、工夫を凝らして準備したこだわりの資料ばかりです。

 

 今回は、社会科の学習として実施されます。 中心となる主な題材は、歴史の大きな転換点である「天皇を中心とした国づくり」です。

 

 

 今回用意された「自由に使えるスペース」と「豊富な資料」の中で、子どもたちは生き生きと、そして実に主体的に学んでいきます。自分で問いを見つけ、必要な情報を集め、思考を深めていく。子どもたちの「知りたい!」というエネルギーを引き出し、それを支える環境を整えた教職員の熱意、そしてそれに応えるように自律して学ぶ子どもたち。福島小の新しい学びの芽が、ここでもしっかりと育っています。

お祭りの掛け声といえば、皆さん一体何を思い浮かべるでしょうか? おそらく、多くの方が「わっしょい」ではないでしょうか? ところが、ここ木曽福島では一味違います。 それは、   「そーすけ!」「こーすけ!」 です。     水舞神社の例大祭が有名なここでは、お祭りといえば 「そーすけ!」「こーすけ!」なのです。     夏休みが明けたある日の休み時間、どこからともなく 「そーすけ!」「こーすけ!」   掛け声が聞こえてきました。お祭りは終わったはずなのに、一体??? そう思って声を辿っていくと・・・・・・   声の主は、子どもたちでした。     なんと木材や段ボールを使って、自分たちでお神輿を作っていました。 細かいところまで作り込まれていて、空き教室や校舎内を担いで練り歩いていました。 ( ※広い校舎だからできることです。 ) 地域の伝統が息づいている証です。   他にも空き教室には、未来に行けるタイムマシンや、ドラムゲームを模したおもちゃなど、工夫を凝らした作品たちが所狭しと置いてありました。   福島小には、溢れ出る創作意欲が形となって、そここかしこに現れています。 芽が出るように、花が咲くように。子どもたちの勢いは留まるところを知りません。
残暑の厳しさが残る木曽の街並みですが、体育館の中に一歩入ると、いつもとは少し違う特別な空気が流れていました。   地域の皆さんのご協力のもと、今日は子どもたちが楽しみにしていたアルプスホルンの演奏会。体育館に運び込まれた長大な楽器を見ただけで、子どもたちの目は輝きます。 いざ演奏が始まると、体育館が一気にアルプスの高原に変わったかのような錯覚を覚えました。ゆったりと響く低い音色。ただ耳で聴くというよりも、頭や体に直接ビリビリと「音の塊」が響いてくるような、力強くも温かい響きです。   賑やかだった子どもたちも、自然と動きを止めて音の世界へ引き込まれていきました。中には、その迫力ある大きな音に少し驚いて耳をおさえる低学年の子の姿も。それでも最後には、体育館全体から惜しみない拍手が送られました。音の波が残暑の空気を吹き飛ばし、どこか清々しい涼しさを運んできてくれたようです。   演奏後の感想発表では、たくさんの児童が自慢げに手を挙げました。   Hさん「すごくいい音だった!」 Hさん 「心が落ち着く音色だったな」     実は、福島小には各教室前の廊下や広場に、ピアノが置いてあります。   ストリートピアノのように、子どもたちは自然と楽器に触れています。 記事では伝えることができませんが、休み時間は常に誰かのコンサートがあちらこちらで開かれています。 「エリーゼのために」「君をのせて」「ねこふんじゃった」たまに、お風呂が沸く時もあります。   そんな音楽に親しんでいる福島小では、10月16日(金)に音楽会が開かれます。子どもたちはどの楽器を演奏するのか、どんな歌を歌うのか、わくわくしています。   本物の音や文化に触れ、五感全体で何かを感じ取る。そんな木曽の豊かな自然と温かい人々に囲まれた体験が、子どもたちの心を一歩ずつ、育んでくれています。   音楽会が楽しみです。
長い夏休みが明け、福島小学校に子どもたちの元気な声が戻ってきました。 8月、木曽谷では、夏にミンミンゼミがよく鳴いています。半ば頃から、次第とミンミンゼミの声に、鈴虫の音が「リーリーリー」と混ざるようにになりました。いつの間にか空は高くなり、入道雲よりも高いところにある雲をよく目にするようになってきました。心なしか、暑さも和らいできたように感じます。 山に囲まれた土地だからこそ、自然の移り変わりを体感することができます。 子どもたちも、季節の変化を感じ取りながら、ゆっくりと、夏休みから、新学期に向けて心身を整えていきます。 静かだった校舎に涼やかな熊鈴の音と、「おはようございます!」と明るい挨拶が響き渡ります。手に大きな手提げバッグを提げた子どもたち。中には、夏休み中に一生懸命取り組んだ自由研究や、アイディアを凝らした工作がいっぱいに詰まっています。     各学年の廊下や広場には、子どもたちの夏の思い出と、工夫あふれる自由研究がズラリと並びました。 「これ、どこで作ったの?」「すごい。」 作品を前に、友達同士や、他の学年の子たちでお互いの頑張りを認め合う姿が見られ、見ているこちらの心も温かくなります。   始業式での校長先生のお話は、「この夏にチャレンジしたこと」についてでした。 「ビーフシチューを作った。」というお話に、子どもたちは興味津々でした。 校長先生は、子どもたちにもチャレンジを聞いて回りました。子どもたちはそれぞれ発表しました。日常の些細なことでも自分でやり遂げたという表情には、一まわり大きくなった成長と頼もしさを感じます。   そして、今日の給食はみんなが大好きなカレーライス! 「やっぱり学校のカレーはおいしいね!」と、教室にはたくさんの笑顔が弾けていました。お腹いっぱいになり、子どもたちは「また明日ね!」と元気に下校していきました。 豊かな自然と温かい地域に見守られながら、福島小学校の新しい学期がスタートします。今学期も、子どもたちが様々なことに進んで挑戦し、伸び伸びと成長できるよう、教職員一同あたたかく支援してまいります。
昨日は、木曽の夏の風物詩でもある「水無神社の例大祭」が行われました。勇壮なお神輿や熱気あふれる境内の様子に、子どもたちも大興奮だったようです。伝統ある地域の祭りを全身で感じ、たくましい表情を見せてくれた子どもたち。その熱気も冷めやらぬまま、本日、1学期の終業式を迎えました。     各教室では担任の先生から一人ひとりに通知表が手渡されました。 教室を覗くと、先生が児童としっかり目を合わせ、この数ヶ月間の成長や輝いていた姿を丁寧に伝えていました。 手渡された通知表を大切そうに受け取る子どもたちの姿に、この1学期で育んだ確かな自信を感じました。ご家庭でもぜひ、結果だけでなく「がんばってきたプロセス」をたくさん褒めてあげてください。   終業式では、校長から子どもたちへ「1つのお願い」と「1つの約束」の話がありました。   何でもまず、「やってみる!」 長い夏休み、興味を持ったことや新しく挑戦したいことには、失敗を恐れず「まずやってみる」気持ちを大切にしてほしいと思います。その一歩が、みんなを大きく成長させます。   命を大切にすること(水の事故・車の事故) 何よりも大切なのは、子どもたちの「命」です。特に夏場に増える「水の事故」、そして交通量の増える時期の「車の事故」には絶対に気をつけましょう。 安全を守り、自分のかけがえのない命を大切に過ごすこと。これが校長との一番大切な約束です。   そして、1学期最後の給食は子どもたちに大人気の「ハヤシライス」でした! コクのあるルーとおいしいご飯を口いっぱいに頬張り、満足そうな笑顔があちこちではじけていました。おいしい給食を作ってくださった調理員の皆さん、今学期も本当にありがとうございました。       さあ、いよいよ明日から子どもたちが待ちに待った夏休みが始まります。 地域や保護者の皆様には、1学期の間、温かいご支援とご協力をいただき心より感謝申し上げます。 事故や怪我にはくれぐれも気をつけて、思い出いっぱいの最高の夏休みにしてくださいね。休み明け、さらにたくましくなった福小っ子に会えるのを楽しみにしています!
今朝の福島小学校は、朝からいつも以上のワクワク感と心地よい緊張感に包まれていました。 なぜなら、子どもたちがずっと楽しみにしていた「全校かくれんぼ」が開催されたからです!   実はこの企画、子どもたちから集まった「学校でこんなことをやってみたい!」というアイデア、「やりたいの種」から芽吹いたもの。代表交流委員会の子どもたちが中心となり、みんなの「やりたい!」を本気でカタチにしてくれました。       今回、隠れ役を引き受けてくれたのは、企画・準備をがんばってくれた代表交流委員会のメンバーたち。 探す側は、1年生から6年生までが力を合わせる「縦割り班」のチームです。 高学年が低学年の手を優しく引きながら、校舎内をくまなく探します。 見つかるたびに、放送室から「〇〇さん、見つかりました!」と校内にアナウンスが流れるシステム。 放送が流れるたびに、校舎のあちこちから「やばい、まだ見つからない!」とが奮起する声が上がっていました。 探す制限時間は、わずか15分間。 隠れる側もさすがの福小っ子、なかなか見つからない絶妙なスポットに身を潜めています。 アナウンスが次々と流れるものの、どうしても最後の一人が見つかりません。時計の針は刻一刻と進み、残り時間はあとわずか……。   なんと、制限時間15分ギリギリのところで最後の一人を発見! 無事に全員を見つけ出すことに成功しました。 作戦終了後、全員が体育館に集まりました。 「全員見つかりました!」の報告が告げられた瞬間、体育館は割れんばかりの大きな拍手に包まれました。最後まであきらめずに探し続けた縦割り班の絆と、素晴らしい隠れっぷりを見せてくれた代表交流委員への、お互いを讃え合う最高の拍手でした。     自分たちの「やりたい」を、自分たちの手で企画し、みんなで全力で楽しむ。 福島小学校の子どもたちの主体性と、温かい一体感を改めて実感できた素晴らしい「朝の交流の時間」となりました。企画してくれた代表交流委員会のみなさん、本当にありがとう! そして、この日の給食に、かき氷アイスが出ました。子どもたちは、朝はかくれんぼ、昼はかき氷と楽しさいっぱいで夏を満喫しました。
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