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学校の垣根を越えて 〜海と山〜

 

 本日は、福島小の5年生にとって、とても特別でワクワクする時間が流れる1日となりました。

他校の仲間たちと合同で行う、「新居町(あらいちょう)交流」です。

 

 今回の交流は、福島小学校の児童だけでなく、木曽町内の他の小学校や、近くの村の小学校の仲間たちも一緒に参加する大規模な合同行事です。

 山で育つ木曽の子たちと、海で育つ静岡県新居町の子たちが出会います。新居町の子たちは、冬に木曽に来て、スキーを行います。両方の地域の特徴を生かして、お互いに成長できる交流です。

 

 まずは視聴覚室に全員が集まり、はじめの挨拶からスタート。 いつもとは違う、少し引き締まった空気の中、子どもたちの表情にも「どんな出会いがあるのだろう」という、心地よい緊張感とドキドキが隠せない様子でした。

 

 挨拶が終わると、いよいよ班ごとの活動へ。 今回の班編成は、それぞれの学校のメンバーが「ごちゃまぜ」になった特別なチームです。最初は少し恥ずかしそうに、お互い様子を伺いながらの自己紹介でしたが、そこはさすが子どもたち。共通の目的を前にすると、すぐに打ち解けていきました。

 

 今回は、交流で立ち寄る予定の「水族館」での班別行動について話し合いました。 手元に配られた水族館のパンフレットを片手に、「どこから回ろうか?」「これ、絶対見たいよね!」と、頭を突き合わせて楽しそうに見る順番を決める姿があちこちで見られました。

 中には、タブレットを使って自分たちで作成したプレゼン資料をお披露目しながら、お互いのことを紹介し合い、熱心に交流を深めている班も。学校という枠を飛び越え、一つの目標に向かって自然と協力し合う姿に、子どもたちの確かな頼もしさを感じました。

 

 いつも一緒に過ごしているクラスの仲間と過ごす時間も、もちろん大切でかけがえのないものです。しかし、一歩学校の外に出て、他の地域や違う環境で育った同世代の仲間と交わること。これこそが、子どもたちの視野を一気に広げる絶好の機会だと改めて感じました。

 最初は「他校の、知らない子」だった存在が、同じパンフレットを覗き込み、タブレットを操作し合い、言葉を交わすうちに、いつしか「これから一緒に旅をする、大切な仲間」へと変わっていく。

こうした交流を通して培われるコミュニケーション能力や、相手を思いやる心、そして何より「新しい世界へ踏み出す一歩」は、教科書の勉強だけでは得られない生きた学びです。

今日の交流で生まれた新しい絆を胸に、本番の旅ではさらにどんな成長した姿を見せてくれるのか、今から本当に楽しみでなりません。

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