学校からのお知らせ

 あったかいご飯。やさしいにおい。

 福島小の給食は、毎日、校舎の中で手作りされています。

 

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 給食調理室の中では、大きな鍋がぐつぐつ。調理服に身を包んだ調理師さん栄養士さんたちが丁寧に丁寧に1学期の給食を作ってくれました。

 給食って、どんなふうに作られているの?

 ・・・実はその答えは、想像以上に「本気」です。

 福島小の給食調理室は、まるで小さなレストランの厨房のようです。包丁やまな板、食器や加熱器は全てプロ仕様。

 そして何より、人の手と心が入っています。

 ・朝は8時過ぎから作業開始

 ・200人分以上の食材をそれぞれに計量・加熱

 ・時間管理もばっちり

 

衛生管理も万全。誰か一人が欠けても成立しない、チームでの営みです。

 

 夏休み、子どもの食事作りに悩む声をよく聞きます。

 だからこそ、学校の給食は、単なる「食事提供」ではなく、保護者の心を少し軽くする時間でもあります。

 また、SNSではたまに、給食の量や質に関する誤解が話題になります。

 でも実際には、限られた予算と制度の中で、最大限栄養と味を届けようとする人たちが、毎日ここにいます。

 

 2学期初日の献立は、始業式の後に、

  ・ カレーライス

  ・ いかくんサラダ

  ・ 開田産とうもろこし    

  ・ 牛乳            です。

 

 調理師さん栄養士さんの背中には、

 「おいしく食べてほしい。」

 「学校で安心して食べてほしい。」

 という思いが、静かに、そして確かに宿っています。

 

 

 夏休みの校舎はしんとしていて、子供たちの声も聞こえません。

 その静けさの中で、未来の準備が着々と進んでいます。

 

 

 福島小のタブレットが、この夏、新しくなりました。2学期からは、子供たちがピカピカの端末で学びをスタートさせます。

 今回のタブレット更新は、日々の学習に欠かせない「道具」の質を整えるための大きな一歩です。

 

 新しい機種では、

 ・画面の反応がスムーズになり

 ・バッテリーの持ちもよくなり

 ・より安心して使える設計になっています。

 

 

 

 

 夏休み中の暑いなか、業者さんが1台1台を丁寧に保管庫にセットしてくれました。

 こうした「誰もいない時間の中の作業」が、2学期からのスムーズな授業につながっていきます。

 

 

 

 思えば、すごい時代です。今や、子供たち1人ひとりが1台ずつタブレットPCを持ち、そこかしこで使うようになっています。

 ちょっと前まで、こういったPCはパソコン室で使っていました。

 学習内容や写真のやりとりも、今では、データのみで、クラウドの中に保存されます。

 A.I.も普及し始めて、自動運転も本格的に開発されるようになってきています。

 しかしながら、時代が変わり、周りの道具がいくら便利になっても、それを使う人々の本質は変わりません。学校で大切にすることは、どこの国でも、いつの時代でも、きっと一緒。

 ICT(情報通信技術)は学びを支える環境の一つです。それ自体は「学び」ではありません。今回のタブレット更新も、単なる機器の入れ替えでなく、子供たちの「思考」「表現」「つながり方」をより深めるための土台作りです。

 音声入力、写真記録、プレゼン資料作り、----。

 子供たちは、1台1台の端末を新しい鉛筆のように使いこなしていきます。

 だからこそ、機器が快適であること、安全であること、手にしやすいことが大切です。

 

 夏の間に整えたこの環境が、2学期からの子供たちの挑戦と創造の舞台になります。

木曽,福島小学校,保護者懇談会,夏休み

夏休みに入ると、福島小では保護者懇談会が行われます。

 

しんと静まり返った校舎は、普段とは違った雰囲気です。なんだか不思議な感じがします。

いつもは子供たちの声で賑やかな教室に、この日ばかりは保護者の方と教職員のみが座っています。

いつもと違う教室は、子供たちが歩んできた1学期が、静かに浮かび上がってくるような気がしました。

 

保護者懇談会は、「学校と家庭とがつながる時間」。

学習面や健康面のことだけでなく、その子がどんなふうに毎日を過ごしていたか、

どんな場面で笑っていたか、

どんなことで悩んでいたか、

担任が見て感じたことを、丁寧にお伝えしました。

 

学校と家庭、どちらか一方ではなく、一緒に育てているんだという実感が、この時間にはありました。

 

 

 

懇談会という時間は、「過去を振り返る時間」だけではなく、これからを一緒に考えるための時間でもあるのではないでしょうか?

 

学力、生活、心の成長。

子供たちは、様々な場面で伸びたり止まったり、ゆらいだりしています。

それを大人が「ともに見守る」という構えで話すことができれば、学校はもっと安心して過ごせる場所になります。

 

 

 

懇談会でお伝えするのは、点数ではなく、歩んできた道のりと、これからのまなざしです。

保護者の皆さんの声が、子供たちを後押しし、私たち教職員の背中もそっと支えてくれています。

ありがとうございます。

 

 

 

 今週24日、1学期の終業式が行われました。校長先生と一緒に、全学年の1学期の学びをスライドショーで振り返りました。子どもたちは、通知表をもらい、先生たちから話を聞きました。これで、1学期の学びが一区切りとなりました。

 

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 その前日には、地域の伝統行事「水無神社例大祭」が行われました。22日(月)は例大祭の準備と初日の行事があるため、午前中のみの授業。

 23日(火)は本祭のため、学校はお休みとなりました。お祭りが近づくにつれ、子供たちの表情にはそわそわとした楽しみの色がにじみ出ていました。

 

 

 

 

 

 教室では担任の先生が児童一人ひとりに通知表を手渡して、この1学期の成長や頑張りについて丁寧に言葉をかけていました。子供たちはまっすぐ先生の目を見つめて、時に嬉しそうに、時に少し緊張した面持ちで耳を傾けていました。

 お祭りと終業式が続いたこの1週間は、学びと地域が地続きでつながっていることを実感する時間でした。

 学校は「学ぶ場所」であると同時に、「地域と生きる場所」でもあるということを、子供たちは身をもって体験しているのではないでしょうか? 

 

  そして、1学期最後の給食はーー子供たちが大好きな「ハヤシライス」!

給食室から漂う香ばしい香りに、思わず笑顔がこぼれていました。

「おかわりおかわり!」

「先生見て、ルーだけ大盛り。」

教室中が、夏の始まりを感じさせる、わくわくした空気に包まれました。

子供たちの心は、もう既に夏休みです。

 

25日から、子供たちそれぞれの「夏」が始まります。

たくさん遊んで、たくさん感じて、元気いっぱいに過ごしていってほしいと願っています。

 福島小に入ると、なんだか小さな美術館のような雰囲気があります。

 昇降口から、何やら白い大きな紙が上から垂れ下がっているのが見えます。

 

 6年生が作った、実物大の奈良の大仏の顔が出迎えてくれます。1年生の七夕の竹にはそっと願い事が揺れ、2年生の作った鯉のぼりやクラゲが天井を泳いでいます。

 廊下には3年生の思いのこもった書が貼られ、4年生の教室には、あふれ出るアイデアが形となった規格外の作品が置かれています。

 5年生の広場には、沖縄と北海道からイメージを膨らませた素敵な作品たちがありますし、せせらぎ組やそよかぜ組にはボウリングなどの夏祭りの出し物が置いてあります。

階段には、つい立ち止まってしまうようなトリックアートも。

気がつくと、「ここ、学校だったよね」と思い出す、そんな空間が広がっています。

 

 

 

 

 

 学校にあふれる子どもたちの表現。それは「飾られた作品」ではなく、学びの途中に生まれた軌跡です。

 図工、国語、社会、総合的な学習の時間、そして日常のふとした対話から生まれたものが、壁に、天井に、階段に、やさしく残されています。

 

 子どもたちの作品は、説明しなくても伝わる「何か」を持っています。それは、のびのびと表現できる許された環境があってこそ。

教育とは、成長の過程を見えるようにすること。福島小では、校舎そのものがその「証明者」になっています。

1学期、子供たちはそれぞれのペースで、驚いたり、失敗したり、笑ったりしながら、じっくりと「自分の学び」を重ねてきました。

その足跡が、今、校舎のあちこちに光って残っています。まるで、宝石箱のように。

 

もうすぐ夏休み、福島小の校舎は、しばし静けさに包まれます。

 

 福島小の職員玄関には、いつも季節の花が活けられています。 

 ふと足を止めて、花に目を向ける。そんな時間が、この学校にはあります。

 

                                              

 

 

 

 

 福島小では、緑化運動に力を入れています。職員玄関の活け花、その1つの表れ。四季に応じた草花が、子どもたちや来校者を出迎えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、5年生を中心に「みどりの少年団」を結成し、花壇の世話や草取りを教職員と一緒に行います。「誰がやるか」ではなく、「みんなでやる」。そんな空気が、ここには流れています。

 

 

 

 

 5年生は、昨年度中心となって活動した6年生からみどりの少年団の旗を受け取ります。緑を大切にする意志が、しっかりと受け継がれていきます。

 

 

 

草花を手入れする時間は、単なる作業ではありません。土の手触り、葉の香り、つぼみがふくらむ気配に、子どもも大人も無言で向き合う時間。

「きれいだな」と感じる心。その感性を失わずに育てていくことは、知識を覚えること以上に、人として大切なことかもしれません。

「美しさに目をとめられる心」。それがあるかどうかで、人の生き方はずいぶん違ってくるのだと思います。

 

 

 

福島小の花たちは、静かに、それを伝え続けます。

 

 


 

 

 ヒマワリとホウセンカを育ている小学生たち。ある日、どちらか好きな花を選んで、その名前を漢字で書いてみることになりました。

「日に向いてる咲くから向日葵(ひまわり」

「指に赤がつくから染指草(ほうせんか)」

 そう教わると、漢字ってちょっと面白く見えてきます。

 毛筆を持ちながら、花を観察する子供たちの姿が印象的でした。

 

 

 

 

 

 

 福島小では、教科の枠を超えた「単元内自由進度学習」を行っています。今回3年生では理科と国語(書写)をつなげ、「観察した花を、自分の手で漢字にする」という試みに挑戦しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 子どもたちは、花の形だけでなく、その意味や成り立ちにもふれていきました。

 太陽を見ているヒマワリ、指を赤く染めるホウセンカ、そんな実感が、「文字を書くこと」への動機になっていきます。

 Aさんは「なんか下手・・・」とつぶやきながら、自分から手本を開いて何度も練習していました。

「うまく書きたい」という気持ちが、自然と出てくる。その空気がこの教室にはありました。

 

 

「好きな花を選んで書く」

 それだけのように見えて、これは「自分で選ぶ→観察する→意味とつなぐ→表現する」という流れが丁寧に用意された時間です。

 

 一方通行の「覚えさせる」学びではなく、子供が自分の手でつかんでいく学び。

「向日葵」「染指草」も、ただの文字ではなく、自分が観察して選びとった、気づきのかたち。

 

「書いた」というより、「自分の中から生まれた漢字」として、そこに残っていました。

 

木曽,福島小学校,ピアノ

 

 福島小では、校舎内の至る所にピアノが置かれています。子どもたちは自由に弾いています。音楽室以外にも、廊下、広場、場所は様々です。ピアノの周りには人が集まり、自然と連弾や合唱が始まります。(たまに踊りだす子もいます。)音楽室の楽器も自由に使えるようになっていて、子供たちはセッションをしています。

 

 音楽室を飛び出して、広場で合唱の練習・・・なんてことも起こります。ストリートピアノのようで、新鮮ですね。吹き抜けの校舎には、いつも誰かの奏でる音が、ふわっと流れています。

 

 誰かが弾き始めると、それを合図にして人が集まります。1人ならソロ、2人ならデュエット、3人ならトリオ、4人でカルテット。そんな言葉を知らなくても、子供たちは感覚でそれらを楽しんでやっています。音があるから手が伸びて、誰かと関わります。それは、今そこで、鳴る音が、心を動かすからではないでしょうか。

 

楽譜も、ルールも、上手い下手も超えて、「音が鳴ったから、誰かがが集まって、心が揺れる。」

それだけで子どもたちは響き合っていました。

 

教えることができないものが、そこにあります。

私たちは、それを、「音楽」と呼ぶのかもしれません。

 

自由進度学習

 

 ある日、いつものように廊下を歩いていると、少し不気味なBGMが流れてきました。校内放送ではないし、いったい何だろう? 吹き抜けの2階に目をやると、タブレットを手にした女の子たちが歩いていくのが見えました。BGMはそのタブレットから流れているようですた。気になって2階に上がってみると・・・・、

 

 

 

自由進度学習

 なんと4年生の子どもたちが、思い思いの場所で様々な活動に取り組んでいました。その子も自分の活動に夢中でした。何やら、総合的な学習の時間、それぞれが〇〇プロジェクトという活動を立ち上げて、自分で調べたりまとめたり、発表したり制作したりしているようです。

 

自由進度学習

 

 

 先ほどの女の子たちは、動画を撮って編集をしていました。

「もっとゆっくり歩いてー。」

監督から演技指導が入っていました。

 

 

 

自由進度学習

 

 「先生、ちょっとこっちに来て!」

ある男の子が手招きをしてくれました。呼ばれていくと、昆虫を琥珀のように固めたものを見せてくれました。

「これ、僕たちが捕まえたんだよ。」と、説明してくれるその子の目はきらきら輝いていました。

自然豊かな木曽だからこそ、昆虫も身近なのかもしれません。

 

自由進度学習

  廊下 兼 広場では、プログラミングをしているエンジニアのグループがいました。キャラクターを動かすゲームを作っているようです。バグが出たところは、違うグループから助っ人を呼んで作り直していました。

「もう、教えることはないな。」

助っ人は自信たっぷりに言いました。

どうやら、4年生にはプログラミングの”師匠”がいるようです。

 

 

 自由の中で活動に取り組む彼らはとても生き生きしています。そして、心配もつきものです。道具はけっこう散らかりがちです。集まる時間もそろいません。将来、好きなことだけやっていけるわけでもありません。何度、口を出すべきか迷ったか分かりません。

 しかしながら、子供たちのあっと驚くような活動や取り組みを見た時、「任せてよかったなあ。」と思えます。こちらが教えていないようなことも、自分たちで考えて編み出してしまいます。

 単元内自由進度学習から始まる変化は、こういうところから起きるのかもしれません。

 

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 本校の給食は、自校で調理しています。毎朝8時過ぎには、調理員さんが白衣に着替えて、静かに下ごしらえを始めています。調理員さんたちは、毎日このようなお便りを作っていて、各教室に配っています。子供たちは給食の献立について、詳しく知ることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ご飯は長野県産のお米を使っています。炊き立ての湯気が立ち上る頃、廊下にほんのり甘い香りが広がります。匂いに敏感な子は、「あ、なんかいい匂いがする。」と気づき始めます。吹き抜けの校舎という構造上の特徴も相まって、校舎の中は、いい香りに包まれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 箸は地元産のヒノキです。手にするとなじみ、どこか森のにおいも感じる気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 給食の時間になると、子供たちが調理室前に給食を取りに行きます。調理室前には調理員さんたちが待っています。子供たちは「いただきます。」のあいさつをしてから、食事を作った人たちと顔を合わせて給食を受け取ります。

 

 

 

 

 

 子供たちは、小さな身体でクラス分の給食を運んでいきます。この後、分担して盛り付け、配膳します。食べきれる量を考えて盛り付けしています。

 

 

 

「Sちゃんは今日、少なめだよ。」

「ぼくは○○が苦手だけど、1つは食べてみる。」

「ご飯はこれだけあるから、全員で分けると・・・」

子どもたちは、「いただきます。」の前に、たくさんのことを考えています。思えば、給食を通して、お互いを思いやる気持ちが育まれたように思います。

 

 

 

 

   生産する人、運ぶ人、調理する人、運ぶ人、盛り付けする人。そのどれもが目に見えるわけではありません。そして、一口ごとに、どこかで誰かがしてくれたことが確かに届いています。

 子どもたちは、それを「おいしさ」として全身で受け取っているのかもしれません。

 

 この日は、「イカのケチャップがらめ」が出ました。子供たちに大人気で、おかわりには、たくさんの子たちが集まりました。

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