「学校行事」の記事一覧

 今朝の福島小学校は、朝からいつも以上のワクワク感と心地よい緊張感に包まれていました。 なぜなら、子どもたちがずっと楽しみにしていた「全校かくれんぼ」が開催されたからです!

 

 実はこの企画、子どもたちから集まった「学校でこんなことをやってみたい!」というアイデア、「やりたいの種」から芽吹いたもの。代表交流委員会の子どもたちが中心となり、みんなの「やりたい!」を本気でカタチにしてくれました。

 

 

 

 今回、隠れ役を引き受けてくれたのは、企画・準備をがんばってくれた代表交流委員会のメンバーたち。 探す側は、1年生から6年生までが力を合わせる「縦割り班」のチームです。

 高学年が低学年の手を優しく引きながら、校舎内をくまなく探します。 見つかるたびに、放送室から「〇〇さん、見つかりました!」と校内にアナウンスが流れるシステム。

 放送が流れるたびに、校舎のあちこちから「やばい、まだ見つからない!」とが奮起する声が上がっていました。

 探す制限時間は、わずか15分間。 隠れる側もさすがの福小っ子、なかなか見つからない絶妙なスポットに身を潜めています。

 アナウンスが次々と流れるものの、どうしても最後の一人が見つかりません。時計の針は刻一刻と進み、残り時間はあとわずか……。

 

 なんと、制限時間15分ギリギリのところで最後の一人を発見! 無事に全員を見つけ出すことに成功しました。

 作戦終了後、全員が体育館に集まりました。 「全員見つかりました!」の報告が告げられた瞬間、体育館は割れんばかりの大きな拍手に包まれました。最後まであきらめずに探し続けた縦割り班の絆と、素晴らしい隠れっぷりを見せてくれた代表交流委員への、お互いを讃え合う最高の拍手でした。

 

 

 自分たちの「やりたい」を、自分たちの手で企画し、みんなで全力で楽しむ。 福島小学校の子どもたちの主体性と、温かい一体感を改めて実感できた素晴らしい「朝の交流の時間」となりました。企画してくれた代表交流委員会のみなさん、本当にありがとう!

 

 そして、この日の給食に、かき氷アイスが出ました。子どもたちは、朝はかくれんぼ、昼はかき氷と楽しさいっぱいで夏を満喫しました。

小学校,七夕

 いよいよ来週から、子どもたちが待ちに待った夏休みが始まります。

 振り返れば、この4月からの約4ヶ月間、子どもたちは学習に、行事に、全力で駆け抜けてきました。

 

 先日の全校集会では、陸上大会や相撲大会の賞状伝達を行いました。 ステージ前に並んだ子どもたちの表情は、どこか誇らしげで、ひと回りもふた回りも大きく見えました。

 

 体育館いっぱいに響く温かい拍手の中、本当に多くの子どもたちがきらきらとした賞状を受け取りました。結果はもちろん素晴らしいことですが、それ以上に、大会に向けて泥だらけになりながら練習に励んだプロセスこそが、子どもたちの大きな財産です。惜しくも入賞を逃した仲間も含め、福島小みんなの挑戦を心から讃えたいと思います。

 

 1年生の教室を覗くと、色とりどりの折り紙で作られた、きれいな七夕かざりが揺れていました。 まだ慣れない手つきで、一文字ずつ一生懸命に書いた短冊。そこには、子どもたちらしい純粋で素敵な願いごとがたくさん並んでいました。

 

 短冊を見つめる1年生の澄んだ瞳を見ていると、どうかみんなの願いが天まで届きますようにと、私も心から祈らずにはいられませんでした。

 

 今週は、年間を通じて行っている「交流学年」でのイベントも開催されました。 今回は、低学年と高学年がペアになり、体育館で合同リレーに挑戦!

「がんばれー!」「こっちだよ!」と、お兄さん・お姉さんたちが、優しく下級生の手を引いたり、バトンのもらい方を教えてあげたりする姿がとても印象的でした。学年を越えたつながりの中で、思いやりの心や憧れの気持ちが自然と育まれています。体育館は終始、熱気と大歓声に包まれていました。

 

 来週からのおよそ30日間、子どもたちには学校ではできない様々な体験をしてほしいと思います。 地域の皆さま、保護者の皆さまには、今学期も本校の教育活動に温かいご理解とご協力をいただき、本当にありがとうございました。

 安全で、充実した素晴らしい夏休みをお過ごしください。休み明け、また元気な子どもたちに会えるのを楽しみにしています。

 

 今年度の福島小学校には、日々の生活の中に心地よい「新しい風」がまた吹き始めています。 その一つが、今年からガラリと変わった「掃除の仕方」です。

 

 これまでは同じ学年の仲間と行うことが多かった掃除の時間ですが、今年度からは1年生から6年生までが全員で一つの班をつくる「縦割り清掃」がスタートしました。

 それぞれの班が、校内の様々な清掃場所を分担し、みんなで力を合わせて学校をピカピカにしていきます。

 掃除の時間になると、各場所から異なる学年の子どもたちが自然と協力し合う、温かい光景が見られるようになりました。

「モップはこうやって使うんだよ。」 「ここは、こうやって掃くと綺麗になるよ。」

 

 ほうきや雑巾、モップを片手に、高学年の子どもたちが低学年の子どもたちに優しく教えながら、丁寧に掃除を進めていきます。低学年の子たちも、お兄さん・お姉さんの姿をじっと見つめながら、   

 一生懸命に自分の役割を果たそうと頑張っています。

 

 普段の授業やクラスの枠を超えて、異なる学年が一つになって取り組む「縦割り清掃」。

ここには、単に「学校を綺麗にする」ということ以上の、とても大切な学びが詰まっています。 低学年の子どもたちにとっては、優しく頼もしい高学年の姿が「あんなお兄さん、お姉さんになりたい」という憧れになります。そして高学年にとっては、小さな手を引いて教える経験を通して、責任感やおもいやりの心が自然と育まれていきます。

 こうして学校の中で、先輩から後輩へと、言葉や姿で大切なことが直接語り継がれ、受け継がれていく。

 福島小に吹き込んだこの「新しい風」は、子どもたちの心を一回りも二回りも大きく、そして優しく育ててくれるに違いないと、日々変化していく子どもたちの背中を見ながら、とても嬉しく感じています。

 先日、事前学習でタブレットを使いながらワクワクと準備を進めていた、あの「新居町(あらいちょう)交流」の現地活動が、ついに実現しました!

 木曽町と静岡県湖西市新居町。一見、離れた場所にある二つの町ですが、実は「関所(福島関所と新居関所)」という歴史的な深い結びつき(つながり)があります。今回は、そんな歴史が紡いでくれた縁をたどる、特別な二日となりました。

 

 まず訪れたのは、現存する貴重な建物として知られる「新居関所」です。 子どもたちは、木曽にある自分たちの福島関所との共通点や違いを見つけようと、目を輝かせながら見学していました。

教科書の文字を追うだけでは分からない、本物の歴史が持つ迫力や当時の人々の息遣いを、五感を通してじんわりと感じ取っている様子が印象的でした。

 時代は変わり続け、昨今は変化の激しい時代、とよく言われます。新しいものが次々と生み出される中、先人が使っていたものを残そうとし続けてきた人たちがいます。過去、私たちが生きていた証に、子どもたちは直にふれてきました。

 

 今回の旅のハイライトは何といっても、新居小学校の仲間たちとの直接交流です。

新居小の子どもたちが用意してくれた、スライドショーや遊びで、一緒に楽しい時間を過ごしました。  

 お昼の時間には、みんなで一緒に美味しいカレーを囲みました。同じ机でスプーンを動かしながら、「学校では何が流行っているの?」「木曽ってどんなところ?」と、楽しそうな笑い声があちこちから沸き起こります。

 最初は少しだけはにかんでいた子も、カレーを食べ終わる頃には、まるでずっと前からの友達だったかのように肩を並べて笑い合っていました。

 

 帰りのバスでは、一人の子が、こんなものを見せてくれました。

 「これ、新居小の子からもらったんだ。」

 その子は、この宝物を片手に、知り合った新居小の子のことを少し話してくれました。

 ちょっぴり嬉しそうでした。

 今回の交流で、子どもたち一人ひとりも、小さな交流を深めてきたようです。

 

 遠く離れた街に、自分たちと同じように歴史を大切にし、同じように今を一生懸命生きている仲間がいる。

 歴史遺産である「関所」は、かつては人と人との往来を取り締まり、"分ける"ための場所だったかもしれません。しかし令和の今、その関所が時を越えて、子どもたちの心を力強く"つなぐ"架け橋となってくれました。

 新居小学校の仲間たちと机を並べて食べたカレーの味、そして交わした温かい言葉や笑顔は、子どもたちにとって一生モノの思い出になったはずです。この素晴らしい出会いと経験を大切に、これからも福島小の仲間たちの世界が、優しく、そして大きく広がっていくことを願っています。

温かく迎えてくださった新居小学校のみなさん、本当にありがとうございました!

 

 

 先日、本校が力を入れて取り組んでいる「単元内自由進度学習」の公開授業を行いました。子どもたちが主体的に学ぶ姿を一目見ようと、校内外から多くの先生方が足を運んでくださいました。

 学習中に後ろや廊下などあちらこちらにいる先生たちに、子どもたちは「ちょっと緊張気味かな?」と思いきや……そこは福島小の子どもたちです。周りにたくさんの大人がいようといまいと、ひとたび授業が始まれば、目の前の課題にすっと没頭し、いつも通り自分の学びを進めていました。

 

 昨年度からの実践の蓄積に加えて、今回の大きな見どころとなったのが「問いを立てる」自由です。

 学習スペースの至るところには、新しく「なんで? コーナー」が設けられていました。これは、子どもたちが資料を読んだり調べたりする中で「おや?」「どうしてだろう?」と不思議に思ったことを、その場で自由に書き込める工夫です。先生から与えられた問いではなく、自分自身の内側から湧き出た疑問を大切にする。

 

 自由進度学習の醍醐味は、時間の使い方も自分で決める点にあります。

授業の終わり間近、教室を見渡すと面白い光景が広がっていました。 ある子は、今日の計画をやり遂げ、残りの時間を関連する動画視聴にあてて知識を深めていました。またある子は、友達とノートを見せ合いながら「今日ここまで進んだから、次はこうしよう」と今後のプランについて話し合っていました。

 限られた時間の中で、今の自分に必要なことは何かを判断し、行動を選ぶ。子どもたちの「自己調整する力」が、確実に、そして逞しく伸びてきていることを実感する場面でした。

 

 今回の社会科(聖徳太子を中心とした国づくり)の学習の中で、とても印象的な姿がありました。

ある子が聖徳太子について説明する際、「十七条の憲法の中に、人間としての温かみが感じられる条文があるんだよ」と伝えていました。 単に「十七条の憲法を制定した」という暗記用の一般知識として覚えるのではなく、その背景にある太子の想いや意味をしっかりと理解し、「自分の言葉で説明できる生きた知識」として自分のものにしている子がたくさんいました。

 主体的に学ぶということは、ただ自由にさせるということではありません。環境を整え、見守り、子どもたちが自ら問いを持って知識と出会う。そのプロセスがあって初めて、心に響く本当の学びが生まれます。

 たくさんの先生方に見守られながら、堂々と、そして楽しそうに学ぶ子どもたちの姿は、福島小学校の大きな誇りです。

  福島小で取り組んでいる「単元内自由進度学習」の公開が行われます。
 日時は6月26日(金)です。6年生で行われます。(諸事情により、2年生は中止となりました。)

 

 この学習の特徴は、先生が前に立って一斉に授業を進めるのではなく、子どもたち一人ひとりが「今日はこれを調べよう」「次はこういうまとめ方をしよう」と、自分で計画を立てて自分のペースで進めていくところにあります。

 教室や自由に使えるオープンスペースには、子どもたちの興味や関心をぐっと刺激するような、様々な資料が所狭しと用意されました。

 これらはすべて、教職員が日々の授業や子どもたちとの関わりの中で、「どうすれば子どもたちが夢中になって学べるか」を考え抜き、工夫を凝らして準備したこだわりの資料ばかりです。

 

 今回は、社会科の学習として実施されます。 中心となる主な題材は、歴史の大きな転換点である「天皇を中心とした国づくり」です。

 

 

 今回用意された「自由に使えるスペース」と「豊富な資料」の中で、子どもたちは生き生きと、そして実に主体的に学んでいきます。自分で問いを見つけ、必要な情報を集め、思考を深めていく。子どもたちの「知りたい!」というエネルギーを引き出し、それを支える環境を整えた教職員の熱意、そしてそれに応えるように自律して学ぶ子どもたち。福島小の新しい学びの芽が、ここでもしっかりと育っています。

 

 本日は、福島小の5年生にとって、とても特別でワクワクする時間が流れる1日となりました。

他校の仲間たちと合同で行う、「新居町(あらいちょう)交流」です。

 

 今回の交流は、福島小学校の児童だけでなく、木曽町内の他の小学校や、近くの村の小学校の仲間たちも一緒に参加する大規模な合同行事です。

 山で育つ木曽の子たちと、海で育つ静岡県新居町の子たちが出会います。新居町の子たちは、冬に木曽に来て、スキーを行います。両方の地域の特徴を生かして、お互いに成長できる交流です。

 

 まずは視聴覚室に全員が集まり、はじめの挨拶からスタート。 いつもとは違う、少し引き締まった空気の中、子どもたちの表情にも「どんな出会いがあるのだろう」という、心地よい緊張感とドキドキが隠せない様子でした。

 

 挨拶が終わると、いよいよ班ごとの活動へ。 今回の班編成は、それぞれの学校のメンバーが「ごちゃまぜ」になった特別なチームです。最初は少し恥ずかしそうに、お互い様子を伺いながらの自己紹介でしたが、そこはさすが子どもたち。共通の目的を前にすると、すぐに打ち解けていきました。

 

 今回は、交流で立ち寄る予定の「水族館」での班別行動について話し合いました。 手元に配られた水族館のパンフレットを片手に、「どこから回ろうか?」「これ、絶対見たいよね!」と、頭を突き合わせて楽しそうに見る順番を決める姿があちこちで見られました。

 中には、タブレットを使って自分たちで作成したプレゼン資料をお披露目しながら、お互いのことを紹介し合い、熱心に交流を深めている班も。学校という枠を飛び越え、一つの目標に向かって自然と協力し合う姿に、子どもたちの確かな頼もしさを感じました。

 

 いつも一緒に過ごしているクラスの仲間と過ごす時間も、もちろん大切でかけがえのないものです。しかし、一歩学校の外に出て、他の地域や違う環境で育った同世代の仲間と交わること。これこそが、子どもたちの視野を一気に広げる絶好の機会だと改めて感じました。

 最初は「他校の、知らない子」だった存在が、同じパンフレットを覗き込み、タブレットを操作し合い、言葉を交わすうちに、いつしか「これから一緒に旅をする、大切な仲間」へと変わっていく。

こうした交流を通して培われるコミュニケーション能力や、相手を思いやる心、そして何より「新しい世界へ踏み出す一歩」は、教科書の勉強だけでは得られない生きた学びです。

今日の交流で生まれた新しい絆を胸に、本番の旅ではさらにどんな成長した姿を見せてくれるのか、今から本当に楽しみでなりません。

 本日はしとしとと雨が降る、ちょっぴり静かな1日となりました。しかし、そんな天気を吹き飛ばすほどの熱い戦いが、ここ木曽町で繰り広げられました。

 伝統の「相撲大会」です。

 

 この相撲大会、なんと町中にテレビ中継もされる、地域にとっての一大イベント。子どもたちにとっては、まるで本物の大相撲の土俵に上がっているかのような、特別な緊張感に包まれる舞台です。

 会場に足を踏み入れると、行司さんの「のこった、のこった!」という鋭い声が響き渡ります。 その声を合図に、友達からの大声援を背に受けながら、子どもたちは一斉に真剣な表情へと変わります。

 正面から正々堂々とぶつかっていく子。 相手の懐に入り、くるりと体を入れ替える子。 すっと引いて、上手に相手のバランスを崩す子。 そして、土俵際で足の指をかけ、必死に踏ん張る子……。

一人ひとりが、自分の小さな身体をいっぱいに使って、本当に「大きな相撲」をとっていました。

 

 御嶽海関がかつて語った「自分の持ち味を生かした相撲を」という言葉が、まさに子どもたちの動き一つひとつの中に生きていました。

 

 相撲は、わずか数秒、長くても数分で勝負が決まる「一瞬の世界」です。 だからこそ、直前の緊張や恐怖、あるいは「勝ちたい」「負けたらどうしよう」という雑念に心を乱されない「不動心」が求められます。大人でも足がすくみそうなあの土俵の上で、しっかりと前を見据える子どもたちの瞳には、一人の力士としての強い覚悟が宿っているように見えました。

 

 古来からよく言われる「心・技・体」。

 

 勝って奢らず、負けて腐らず。 一瞬の勝負を通して、またひとつ心が大きく育った子どもたち。ぶつかり合った仲間への敬意を胸に、これからも自分の持ち味をどんどん輝かせていってほしいと思います。

 

 相撲場から帰ってきた後は、他の学年の取り組みを見ながら、お弁当タイムです。

 

 先日の朝の時間、校長先生による講話がありました。 今回、校長先生が語ってくださったのは、なんとご自身の「子ども時代の思い出話」。

 いつもは見上げる存在である校長先生の、意外な少年時代のエピソードに、子どもたちは身を乗り出して興味津々!教室中が、お話にぐっと引き込まれる特別な時間となりました。

 漫画やアニメのキャラクターになりきる道具を自ら工作するというエピソードを中心に、校長先生は、これまでご自身が「やりたい!」と思ったことにたくさん挑戦し、形にしてきました。そんな校長先生が考案した「やりたいの種」。いま、福島小の中に、その種がどんどん増えています。

 そして嬉しいことに、最近ではその種からたくさんの「芽」が出始めています! 校内には、子どもたちや先生方が「やってみた」成果としての素敵な作品や、自主的な調べ学習の成果が、増えてきているのです。まさに、挑戦の心が学校全体に広がっているのを感じます。

 

 

 さて、そんな講話の最後に、校長先生から私たち教職員へ「宿題」が出されました。 それは、「担任の先生たちも、子どもたちに自分の『子ども時代』の話をすること」。

 さっそく各クラスで、先生たちの思い出話が披露されました。 子どもたちは、毎日一緒に過ごしている担任の先生の「昔の姿」を知り、驚いたり笑ったり。ただの「先生と生徒」という関係を超えて、先生たちが歩んできた「人生」のひとコマに、そっと触れるような貴重な時間となりました。

 

 今の時代、AIやインターネットを開けば、昔の出来事や歴史、正確な記録情報が、いつでも、どこでも瞬時に手に入ります。本当に便利な世の中になりました。

 「先に生まれた者から、次の世代へ、直接言葉で語り継がれる思い出」 そんな、教科書にもネットにも載っていない、血の通った温かい言葉を交わす時間。これからの時代にこそ、こうした生きた時間も大切になってくるのかもしれません

 

 福島小の「やりたいの種」が、これからどんな花を咲かせるのか、本当に楽しみです。

 朝の澄んだ空気の中、あるいは慌ただしい1日の終わりに、私たちの耳にいつも優しく届く「声」があります。

 福島小学校の日常において、実は「なくてはならない存在」。それが、放送委員会のみなさんです。

 

 登校してすぐの朝の時間。 おいしい香りが漂い始める給食の時間。 みんなで床をピカピカに磨く掃除の時間。 そして、「また明日ね」と手を振る帰りの時間。

 学校の時計の針が進むおなじみのタイミングには、いつも放送室からのアナウンスや、心地よい音楽がそっと寄り添っています。

「みなさん、おはようございます」 「今日の給食のメニューは……」

マイクに向かって丁寧に言葉を紡ぐ委員会のみなさんの姿は、まさに福島小の時間を知らせる「縁の下の力持ち」。彼らが流す音が合図となって、学校の生活リズムが美しく刻まれていきます。

 

放送室には、早口言葉や、委員の子供たち同士のメモが貼られています。一生懸命、声を届けようとする現れです。

 

 

 放送委員会の真価が発揮されるのは、毎日の日常だけではありません。学校中が熱気に包まれる大きな行事でも、彼らは大活躍を見せてくれます。

 先日の運動会では、強風や砂埃が舞うグラウンドの中に実況ブースを構え、一人ひとりの走りを盛り上げる見事なアナウンスを届けてくれました。 

 

 きらきらと舞台で輝く主役たちの後ろには、いつも、じっと機材を見つめ、タイミングを計る放送委員の真剣な眼差しがあるのです。

 

 

  目には見えないけれど、確かにそこにある「声のバトン」。 放送委員会のみなさんが届けてくれる温かいアナウンスがあるからこそ、私たちは毎日を安心して、楽しく過ごすことができています。

今日もマイクの向こう側から、福島小学校のみんなへ。 いつも素敵な音と声を届けてくれて、本当にありがとう。明日も楽しみにしていますね。

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