木曽町はひのきの産地として有名です。ここ福島小学校ではひのきをふんだんに使った校舎で子供たちが学んでいます。
これは、県歌「信濃の国」の歌詞です。ひのきの1枚板に刻まれたものが、一階の廊下に飾られています。
1階の廊下には木曽五木(ひのき、こうやまき、きそひのき、ねずこ、あすなろ)を身近に感じられるよう、切り株(実物)が飾ってあります。良質の木材がよく採れていた木曽では、木材が人々の生活の一部になっていました。山と共に生きる木曽ならではですね。子供たちは、それぞれの木材の特徴を遊びの中から体得していきます。形や手触り等それぞれ違っていて、味わい深いです。
児童玄関前の廊下です。広々として、ひのきのよい香りに包まれてます。毎朝子供たちは、ここを通ってそれぞれの教室に行きます。冬は特にあたたかみを感じられます。
最後は教室です。都市部ではなかなか見られない、ひのきの机です。ひのきの香りと、あたたかみが子供たちのお気に入りです。手触りも独特です。
木のぬくもりに包まれて、子供たちは育っています。